はやく振り向いて

ここは帝光中学のバスケ部、ここのバスケ部は強豪で負けを知らないとも言われている特にこの世代、キセキの世代が入ってきてから…キセキの世代は10年に一度の逸材が同じ世代に5人現れ、そのことを人々がキセキの世代と呼ぶ キセキの世代は、赤司征十郎、緑間真太郎 青峰大輝、紫原敦、黄瀬涼太、そして人々は知らない、幻のシックスマン黒子テツヤだ。 その中学校でバスケ部のマネージャーをしている

朝

教室に入りマネージャーでみんなよりは少しキセキの世代と話せるのでいつも挨拶をする。 同じクラスなのは赤司くんと青峰くん、それとさつきちゃん

青峰は朝、昼、授業中なんて常にねてる もう1人の赤司は教室に入った瞬間目につくほどの存在感を放っている 背筋はピンと伸び、静かに本を読んでいる

後ろから猛突進で背中に突っ込んできたさつきちゃん

クラスによく通る明るい声が聞こえた瞬間女子たちはいっせいにそちらのほうを向き声の主の方に走っていく 「黄瀬くん！♡」 「黄瀬くんおはよぉー！」

昼休み

……………………………

そう言って海癒は黄瀬と青峰の手の上に自分の手をおく

ダン！

教室に凄まじい音が響き渡る

全員が黄瀬を呆れたような目で見る

黄瀬が席を立ち食堂を出る

部活

赤司の声でみんなが赤司のもとに集まる それからはウォーミングアップをしてから練習といつもの流れで練習が始まる

飲み物をつくり終え帰ってくると大体休憩時間になりみんながこちらに向かってくる

黒子はただただ海癒をみつめる

黄瀬とコンビニに向かうと

黄瀬は足早にアイスを買いその場を去る

海癒はパピコを食べながら黄瀬に聞く

黄瀬は何かを言いかけるが息を詰まらせたかのように言葉をとめ