俺は 笑った事がない 。
まず 笑う 、 や 泣く、などの感情 が ないのだ 。
赤
俺が そう言っても 皆から返事が帰ってくる事はない 。
嫌われているのか 、 俺の顔を 見る度に 嫌な顔をするんだ 。
そんな 中 、 学校だけは 仲良く接してくれる人がいる 。
特別、とか 友達、 とかは よく分からないけれど、
一緒に いて あまり居心地は悪くない 。
赤
赤
キー 、キキ ッ 、
赤
音の方を向くと 、 こちらへ すごいスピードで走ってくる車 。
それも どんどん 早くなっていくばかりで、 止まる気配がない 。
赤
どん っ、
そんな音と共に 俺の 意識は途切れた 。
ぱち っ 、
赤
目が覚めると 白い天井に 布団 。
体の至る所に 包帯が巻かれていたり、 点滴をされていた。
赤
桃
赤
ベッドのすぐそこには 5人の 兄弟たちが座っていた 。
桃
青
黄
赤
紫
橙
紫
赤
そう言うと 、5人は黙りこみ 、 中には涙をこぼしている兄もいた 。
赤
赤
青
赤
確かに 薄々そんな感じはしていた 。
けれど 悲しいなんて 思ったことは無い 。
赤
紫
紫
少し怖がるように 喋り出す 紫 にぃさん 。
心做しか 、 手も震えている 。
紫
赤
好き 、? 分からない 。
嫌いとか、好きとか どういう感情なのか 。
けれど 知る必要もないし、
多分 知らないだろう 。 今までも これからも 。ずっと
俺が 黙り込んだ瞬間 、
一つだけ わかった感情
兄達が 絶望の表情を浮かべていた事だけだった 。
𝑒𝑛𝑑 .
どうもこんにちは、
昨日、尊敬様に💬貰った者です、
ニヤけが止まらな i((
コメント
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あらすき
凄い良かったです!
ぐへへ、((