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コメント
19件

一気読みしました!凄い好き…ストーリーがマジで好き、リスカかぁ…辛いねぇ
テストお疲れ様です!私も先日終わったんですよ😭更新ありがとうございます!!
テスト終わりましたー!
いや、あのほんとに沢山♡ありがとうございました😭😭😭
サムネ変えましたー!中々いいのでは!
フォロワー様160人ありがとうございます!!!
お待たせしてごめんなさい!
ワンクッション ご本人様には関係ありません キャラ崩壊誤字注意 🍵×👑 自傷行為あり リ○カ表現あり 流血表現あり 地雷様苦手様は🔙推奨
もう一度上記確認お願いします
なんでも許せる方のみタップどうぞ!
放課後
図書室
ガラガラッ
suchi
窓辺から夕日が差し込む放課後。
図書室へ入ると静かな空気の中でシャーペンを走らせる音が響いていた。
suchi
付箋やマーカーだらけの参考書が広まった机。
俺は荷物を隣の席に置き、椅子に腰を下した。
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mikoto
mikoto
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図書室でポツンと一人で勉強をしていたみこちゃん。
余程集中していたのか、隣に座った俺に気付くまで時間がかかった。
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mikoto
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mikoto
mikoto
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mikoto
少し嬉しそうな顔をするみこちゃん、
ニコッと微笑み、再びシャーペンを動かした。
mikoto
suchi
さて、俺は何をしようか…?
本でも読む?
うーん…
数分後
mikoto
俺が一人で勉強をしているとすちくんが来た。
少し心細かったからちょうど良かった。
mikoto
suchi
mikoto
mikoto
隣を見ると机に伏せて寝ているすちくん。
寝顔が可愛い
それだけで勉強に集中することができた。
よし、もうちょっと頑張ろっ!
一時間後
mikoto
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mikoto
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机一面の参考書が片付けられ、
時計は18時をさしていた。
suchi
mikoto
mikoto
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mikoto
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俺が寝てたのが集中できたの?
静かだったからってことかな?
んー、?
mikoto
suchi
ま、いっかぁ!
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mikoto
さっきまで話していた声とは一転変わって落ち着いた声。
なんやろ…
suchi
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mikoto
mikoto
suchi
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mikoto
俺は今医者を目指している。
親は立派な医者、
親からはもちろん、親戚にも医者になれと言われて育ってきた。
幼い頃からずっと、ずーっと。
そのせいか、それ以外の選択肢を考えたことがなかった。
周りが認めてくれるなら、
喜んでくれるなら…、
俺は医者になっても構わない。
例えそれが俺の夢ではなかったとしても。
suchi
mikoto
すぐに「YES」とは言えなくて
何とも言えない感情になった。
わからない、自分のことなのにッ、
俺は一体どうしたいの…、?
suchi
suchi
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mikoto
すちくんは小指を差し出した。
そして小指絡め、指切りをした。
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mikoto
ようやく日が暮れてきた空。
指切りを交わした小指に
優しいけどどこか力強い温かさが残っていた。
みことの家
母親
mikoto
母親
mikoto
mikoto
母親
母親
mikoto
母親
母親
mikoto
母親
mikoto
mikoto
母親
mikoto
母親
みことの部屋
mikoto
mikoto
選択間違えなくてよかった…ッ、
親の望み通りにするのが
“正解”
なんよね……、?
mikoto
俺の親が見るのは結果だけ。
どれだけ頑張っても、
長い時間勉強しても、
認めてくれるのは結果が出た時だけ。
だから結果が出なければ意味がない。
結果に至るまでの過程は誰も見てくれない。
mikoto
mikoto
シャーペンを動かず手を止め、ため息を一つついた。
そして机に引き出しを開け、
カッターを手にした。
カチカチカチカチッ(刃出
mikoto
長くカッターの刃を出すと、
その刃を左手首に当て、スライドさせた。
ザシュッザシュッ
mikoto
ザシュッザシュッ……
ポタポタ…
mikoto
血が沢山出て痛いけど、
心の痛みは自然と消えいていた。
赤い血を見ると落ち着く…
俺おかしくなっちゃったのかなッ、?
でもおかしくなったところで
誰も気づかないよね…ッ、
だって俺のことを見てくれている人はいないんやから。
mikoto
それから俺はカッターをしまい、適当に絆創膏を貼った後
再び手を動かした。
ズキズキする左手首の痛みが
どうしようもなく心地よかった。
〈コンコンッ
〈みことちゃん、ご飯よ
mikoto
mikoto
次の日
図書室
mikoto
suchi
次の日、みこちゃんはまた勉強をしていた。
相変わらずシャーペンを動かず手が早かった。
mikoto
mikoto
suchi
suchi
一区切りついたのか、みこちゃんは思いっきり伸びをした。
その時、袖が少し上に上がり
左手首に大量の絆創膏が貼られているのに気づいた。
絆創膏には血が滲んでいることから
昔にできた傷ではないことがは確かだ。
suchi
mikoto
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mikoto
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mikoto
みこちゃんは少し俯き、
数秒間の沈黙に包まれた。
mikoto
suchi
嘘だ、
本当ならすぐ答えられるはず。
みこちゃんは嘘をつくのが苦手だから、少し時間がかかる。
それくらいわかるよ
俺のこと…舐めないでよね、
suchi
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mikoto
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mikoto
suchi
mikoto
すちくんは荷物から
消毒液、
絆創膏、
包帯……
と次々に机に並べていった。
mikoto
suchi
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mikoto
そうやっけ…、?
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mikoto
suchi
mikoto
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mikoto
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慣れた手つきで作業していくすちくん。
mikoto
suchi
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mikoto
suchi
mikoto
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返事をするとすちくんは机に伏せ寝る体制をとった。
suchi
みこちゃん、屋上とかでのこと忘れちゃったのかな、?
そんなこと……
suchi
mikoto
さっきのみこちゃんの腕の傷
リ✘トカットってやつだよね、?
俺、どうすれば力になれるんだろ…
…………
わかんないなぁ…
次の日
illma
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illma
suchi
illma
illma
suchi
illma
illma
suchi
明らかに普段の様子と違うすち
きっと何か悩んでいるに違いない。
suchi
suchi
illma
“リ✘トカット”
一つの自傷行為にあたる。
辛い気持ちを和らげる
“生きるため”の行為。
自傷行為をすると脳内麻薬が分泌され、
一時的に辛い気持ちが和らいだ“ような”感覚に陥るらしい。
suchi
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illma
illma
suchi
illma
lan
lan
lan
illma
lan
illma
俺は涙を流すすちを連れ、教室を出ていった。
ちょっと重くてごめんなさい…!
next♡1000
お疲れ様でした!