夜11時。 眠れずに、更にお腹も減ったので近所のコンビニへとやってきていた。 夜食を物色しにきたは私は真っ直ぐおにぎりコーナーに行く。 店内は人が2、3人程度しか居らず同じくおにぎりコーナーにいた人の隣に立った
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暫し悩む。 ここは定番の鮭にするか…それともおかか?いやツナマヨも美味しそう…
東雲星夜
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隣を見れば、同じおにぎりコーナーをみていた人が館長さんだったと気付いた。 全然分からなかった、と驚きながら片手を挙げる
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東雲星夜
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東雲星夜
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お腹を押さえてアピールすれば、お腹を見られた。 そして一言。
東雲星夜
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余計なそれに、意識がお腹に行き無意識にお腹を引っ込ませた それに噴き出す館長さんに顔を歪める。
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東雲星夜
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東雲星夜
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東雲星夜
もう一度お腹に目を向けて…
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東雲星夜
黄色いカゴに私が注文した桃のゼリーを入れて会計へと行く館長さんを見送った
東雲星夜
コンビニから出て帰り道を2人歩く。ビニール袋からガサガサと出した桃ゼリーを私に手渡した館長に御礼を言い貰った 少し大きめな桃ゼリーはまだ冷たくて、頬に付ける
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東雲星夜
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暑がりな私は現在も半袖短パンというラフな格好である。 正に、寝る前の格好…。 それでも気にせず行けるコンビニは凄いと思う…
東雲星夜
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不意に上を見上げた館長さんに続いて空を見る。 冬ほど空気が澄んでいるわけでもないので見える星も少ない中、それでも強い光は肉眼で確認出来た。
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東雲星夜
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東雲星夜
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何度もプラネタリウムで見たと言っても本当の星は何処か違っていて…
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東雲星夜
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言って、お互い笑い合う。
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東雲星夜
人差し指を出した。
東雲星夜
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東雲星夜
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頭を抱え悩む私に館長は小さな溜め息した。
東雲星夜
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東雲星夜
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気が付けば別れ道。 何時ものY字の場所についていて驚いた。
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東雲星夜
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東雲星夜
未だ冷たい桃のゼリーを頬から離して手に抱き込む
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東雲星夜
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途端。しん、とする空気の中、不意に降ってきた館長さんの大きな手 グシャグシャに髪の毛を撫でられ、離れていく時には髪の毛がボサボサになっていた
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東雲星夜
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訳もわからず呆けた顔で館長さんを眺める。 当の本人はと言えば私に構うことなく足早にY字の右側へ曲がっていく。 しかし不意に振り返り
東雲星夜
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東雲星夜
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満足げに笑った館長…いや星夜さんはそのまま振り返ることなく去っていった。 暫くその背中を見ていたけれど…
晴
なんとなく呼んでみた名前に一気に気恥ずかしくなり、おでこにゼリーをくっつけて走って家に帰るのだった。
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