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幼少期時代

珠羽(すずは))るーくん!るーくん!こっちで遊ぼ!!

累(るい))ま、待ってよすーちゃん!

珠羽)やだー!るーくんと遊ぶの楽しくて大好きだもん!

累)!!お、俺も!すーちゃんと遊ぶの大好き!ずっとずっと傍に居てね!!

ガバッ!!!

珠羽(すずは)

はぁッ…はぁッ、はぁっ…

幼少期時代の記憶…

「るーくん」と、呼ばれていた男の子は観月累

彼は今…呪いに掛かって居て私含め人に 触れない

触ってしまえば…人を殺してしまうから

珠羽(すずは)

……累のバカッ…

ベッドを殴り乱れたベッドを整えて身支度を整える

トットットッ…

階段を駆け下りた先には観月累が担当しているBAR

累(るい)

!!すーちゃんおはよ!

珠羽(すずは)

うっさい、黙れ

累(るい)

…(。•́ - •̀。)シュン…

笑顔を向けて挨拶をしてくる累を 突き放す様に冷たく言葉を吐き捨てる

累(るい)

や、やっぱり…触れなくて…怒ってる?

珠羽(すずは)

は?ちげぇよたわけ

珠羽(すずは)

アンタが!女遊びして!そんな呪いに掛かったんだろ!バーカ!‪💢

ダンッ!!

BARカウンターを殴りつける

累(るい)

ご、ごめんね…

珠羽(すずは)

マジでとっととくたばれよ、人殺し

累(るい)

あ………ご、めんね…

累は涙を流しそうな顔を浮かべいたたまれなくなって逃げるかの様に寮から抜け出す

珠羽(すずは)

はぁっ…はぁッ…はぁッ……

私は観月累が好きだ、でもアイツはそんなことを知らず私の目の前で女と イチャイチャして……

珠羽(すずは)

ッ…アイツなんて…嫌いだッ……

地面に座り込み…誰も知らない涙を流す

呪いに掛かったと知るや否や 私は累を罵る

「女遊びしていたから」「女の呪いだ」

私の気を知らず遊んだせいだ…そう言い聞かせながら累を罵る

ダメだと分かっていながらも…行き場のない気持ちを無理矢理ぶつける

珠羽(すずは)

グスッ…グスッ…(嫌い…嫌い、あいつなんか嫌い…)

顔を隠し地面を涙で濡らす

そんな時…

累(るい)

すーちゃん?

珠羽(すずは)

!!る、ぃ

累がそこに立っていた

累(るい)

ど、どうしたの?なんで泣いているの?

累が近付いてきて手を差し出すが…直ぐに手を引っこめる

累(るい)

ご、ごめんね…こんな呪いにかかってなきゃ…君の事抱き締めてあげれたのに…

そう呟く彼

珠羽(すずは)

ッ…女遊びしてたせいでしょ!!

珠羽(すずは)

もう私の前から消えてよ!私の前に現れないでよ!!話しかけないでよ!!!

また辛く当たる私…

正直辞めたい…でも…辞めれない…ただでさえその頭に…頬に…手に…彼に触れられない苦痛で必死に悶える

累(るい)

…ねぇ、すーちゃん

累(るい)

俺ちゃんね?すーちゃんのこと昔からずっと好きなんだ

珠羽(すずは)

は…?

累(るい)

本当だよ、ちっちゃい頃からずーっと…

珠羽(すずは)

じゃ、じゃあ…なんで…何で他の女の子と遊んだりしてたのよ!

累(るい)

そ、それはね…すーちゃんが俺ちゃんのこと意識してないって勝手に決めつけてて…

累(るい)

それで…忘れようとして…ご、ごめんね…

目の前の累は物凄く申し訳なさそうな表情を浮かべている

珠羽(すずは)

し、ッ…信じる訳ないでしょ!

珠羽(すずは)

私に罵られるのが嫌でそうやって…そうやってやってるんでしよ!!

累(るい)

ち、違う!これは本当だよ!!

累(るい)

すーちゃんのことずっと大好きで大好きで…でも…呪いで触れないってわかった瞬間…辛くて…

珠羽(すずは)

る、累……

その言葉を聞いた瞬間…私は 「死んでもいい」 と、思って累を抱き締める

累(るい)

ちょッ!!

珠羽(すずは)

いいの!貴方に殺されてもいいの!

珠羽(すずは)

ただ…ずっと…すれ違ってたって…分かって……

累(るい)

え…?

珠羽(すずは)

…私も…るーくんが好き…なの

一度話すと蓋が出来ず全部 吐露してしまった

好きだったこと…他の女とイチャイチャ してムカついていたこと、呪われて他の女に触れなくて喜んだけど…自分も触れないことに気付いて絶望したこと

全て…思っていることを話してしまった

累(るい)

そ、っか…ごめん…ごめんね、ずっと…ずっと傷つけてたんだ……

累…るーくんは私を抱き締め謝ってくれた

嬉しくて…嬉しくて…… るーくんと唇を重ねる

累(るい)

んむッ!!

珠羽(すずは)

はぁッ…

累(るい)

す、すーちゃん…///

珠羽(すずは)

ずっと…ずっとこうしたかったの…るーくん…

珠羽(すずは)

ごめんなさいで許されるとは思ってないの…だから…私の事……好きにして?♥

頭がボーッとして…ただるーくんに触って欲しい…求められたい…ただその気持ちでいっぱいだった

だがそんな時…

累(るい)

すーちゃんそいつから離れて!!

珠羽(すずは)

へ…?

2人目の…るーくん

珠羽(すずは)

ど、どういう…こと?

累(るい)

そいつ偽物なの!!その人の想い人に化けて性行為をして卵を産み付ける怪異なの!

珠羽(すずは)

ふぇ…

るーくんの先程の攻撃を躱したるーくんは醜い姿に変わり私の真下から触手が現れた

珠羽(すずは)

ふぇ…な、なにこれ…

るーくんが動けずにいると私の服が触手の粘液で溶け始めた

珠羽(すずは)

ふぇ…や、やだぁ!!何これ!離してよ!!

怪異はケタケタと笑いながらこう 言い放った

「怪異と接吻して置いて…性行為の同意も当然だろう?」

と…

その言葉を聞いた瞬間るーくんは鎌を 持って怪異に接近し…少しの激闘の後、私は触手から解放された

珠羽(すずは)

うわッ!

空高く居た私は触手が消えた事により 落下

累(るい)

!!すーちゃん!!

るーくんは呪いの事など忘れて落下中の私を抱き抱え地面に着地

累(るい)

怪我は無い!?大丈夫?!変な事されてない!?

珠羽(すずは)

るー…くん…

本物のるーくんに抱き抱えられ涙が自然と頬を伝う

累(るい)

あ、ご、ごめ…さわ…ど、どうしよ…すーちゃんが…すーちゃんが死んじゃう…どうしよう……

るーくんはやっと自分が大好きで大好きで止まない人を触ってしまい殺してしまう絶望に浸ってしまう…

が…私はるーくんを優しく抱き締めた

珠羽(すずは)

るーくんに…やっと…触って貰えた……

累(るい)

え…

珠羽(すずは)

どうしよう…すっごい嬉しいや……

本音が漏れる…

珠羽(すずは)

あのね…聞こえてたかもしれないけどね…

累(るい)

も、もちろん知ってるよ

累(るい)

俺ちゃんの事が大好きで…俺ちゃん達はすれ違ってたって

珠羽(すずは)

そ、そっ…か…

累(るい)

すーちゃん

珠羽(すずは)

??

るーくんに呼ばれ顔を向けると 唇を重ねて来た

珠羽(すずは)

!!

累(るい)

ん、柔らかいね…笑妄想じゃ足りないくらい柔らかくて…いい匂いで…

累(るい)

でも…怖くないの…?死んじゃうかもしれないよ…?

珠羽(すずは)

怖くないよ?だって…るーくんのせいで死ねるんだもん笑

累(るい)

ッ…絶対に死なせない…だから、だからもっと傍に居て…?

私はるーくんに上着を掛けられるーくんはまるで「最期まで楽しみたい」というような顔を浮かべながら寮に向かう

ドサッ…

珠羽(すずは)

る、るぅ…くん?

累(るい)

ご、ごめんね…死ぬのが怖くないように…こうするのが…い、一番かなって…

るーくんは私の服を優しく脱がし首や胸元にキスマークを着けて来る

珠羽(すずは)

んんッ…///

累(るい)

痛い?ごめんね、でも綺麗に着いたよ?

そう言って一番最初にキスマークを着けられた場所を指さされた

少し嬉しい反応を見せるとるーくんは更にウキウキとしながら更に色んな所に キスマークを着けたり 軽く噛み付いてくる

珠羽(すずは)

ん、ッ…///や、だぁッ///

累(るい)

ん?綺麗で可愛いよ〜?

累(るい)

そんな顔しないで?理性効かなくなっちゃうから笑

るーくんは優しく涙が溜まっている目を拭ってくれる

累(るい)

俺ちゃん…デート3回目まで我慢するけどなぁ…笑マジ惚れしてる相手だから我慢出来ないわ笑

珠羽(すずは)

んんッ///

るーくんは私のボディラインを撫でたり足の付け根を撫でるように触り キスマークを着けて来る

珠羽(すずは)

やッ…///そ、そこはッ…///

累(るい)

あ、隠しちゃだーめ

秘部を手で隠すと両手を片手で 抑え込まれ頬や耳にキスをして来る

累(るい)

チュッチュッ…ん、ペロッ

珠羽(すずは)

ひぁッ!!///

耳を舐められ変な声を上げるとるーくんは先程の声で理性が切れたのか秘部に手を近付ける

ヌチュッ…

累(るい)

あれ…すっごい濡れてるよ?

珠羽(すずは)

ッ///う、るさぃ///

指はゆっくりと中に入って来た

珠羽(すずは)

んんッ!!///♥♥

累(るい)

ちょッ…ち、力抜かないと入らないよ?指

珠羽(すずは)

ふぇ…は、んぅッ…///

累(るい)

よしよし、大丈夫大丈夫

珠羽(すずは)

るぅ…く///

累(るい)

ん〜?なぁに?

るーくんに手を伸ばすとるーくんは体を近づけてきて抱き締めさせてくれた

珠羽(すずは)

んん…スンスン

累(るい)

ど、どうしたの…?

珠羽(すずは)

るぅくんから…いい匂いする…♥

珠羽(すずは)

ハムッ…んぅッ…チュゥッ…ハムハム……

累(るい)

キスマつけたくなったの〜?笑可愛いね〜笑

るーくんの首にチュウチュウと吸い付きるーくんは嬉しいのか頭を優しく撫でて来た

るーくんは自分の悦に浸りながら緊張が解れた中に入ってる指を ゆっくりと動かす

珠羽(すずは)

んッ…///は、ぁんッ///♥

珠羽(すずは)

んッ…///んぅ"〜〜〜ッ///♥♥

累(るい)

気持ちいい?すーちゃんは何でも俺ちゃんとしたいもんね笑

るーくんは解れた中に今度は己の舌を 挿入れてくる

累(るい)

んぁ…ヌチュッ!グチュッ…

珠羽(すずは)

んんぅッ!///

珠羽(すずは)

んぁッ…///ぬ、るぬるッ…
やだぁッ///♥♥

るーくんは舌を激しく動かし、吸い どんどん私の快楽を高めて来る

累(るい)

ヌポッ…♥すーちゃん大丈夫…?すっごいぐったりしてるよ?

珠羽(すずは)

き、きもひ…よくれぇ///♥

累(るい)

まだ前戯だよ?こんなので気持ち良くなってたら
本番、壊れちゃうんじゃないの?

珠羽(すずは)

ふぇ…?

るーくんはスラックスと下着を脱ぎモノを出しヌチュッと秘部に近付けてきた

珠羽(すずは)

あ、やッ…///

累(るい)

ほら、力抜いて?

珠羽(すずは)

は、ぁッ…ふ…んあッ///

ズプッ…

珠羽(すずは)

ぃッ…んうッ…///

累(るい)

ご、ごめん…痛かった?

珠羽(すずは)

ちょ、こっろ…ら、け///

累(るい)

もうちょっと挿入るよ?

珠羽(すずは)

ふぁい…///♥

るーくんと絡め合わせた手に 力が少し入る

るーくんがゆっくりと奥に挿入り込んで来て最後まで挿入って来るとるーくんは強く抱き締めて来た

珠羽(すずは)

は、ぁッ…はぁッ///♥

累(るい)

い、痛い?ごめんね…痛くさせたくないんだけど…

累(るい)

やっぱり痛いんだね…

るーくんは申し訳なさそうな顔をしながら何回か優しく触れるだけのキスをして来る

累(るい)

チュッチュッ…すーちゃん動くよ?さすがに…ちょっと
我慢がね…笑

珠羽(すずは)

んッ…い、いよ?///

るーくんは私が痛くならないように ゆっくりと動き…中がもっとヌチャヌチャでグチャグチャになるとるーくんは腰の動きを早めた

パンッパンッ!!

珠羽(すずは)

ふぁ"ッ、ん"〜〜ッ///♥♥

累(るい)

はぁッ…フーッ…///やばッ…まじでちょーきもちッ♥

るーくんの膝に乗せられるーくんに腰を掴まれ上下に動かされる

珠羽(すずは)

は、ぁッ///♥ん"ぅッ、
んあッ…///♥

るーくんは私の眼鏡を取り髪ゴムを 解かれる

珠羽(すずは)

る、ぅくッ///ん"ッはぁ、
あぅッ///♥

累(るい)

ッ///かわいッ…♥

るーくんに抱き着きるーくんは我慢出来なくなったのか私を四つん這いにさせて後ろから激しく突いてくる

パンッパンッ!!♥♥

珠羽(すずは)

ふやぁ"ッ、ん"、…う、しろッ…やらぁッ///♥♥

ベッドシーツを握り締め耐え切れない 快楽の波に呑まれる

力が抜けて上半身はベッドに沈む

累(るい)

!!す、すーちゃん
大丈夫…?

珠羽(すずは)

きゅ、ぅ…けいぃ///♥♥ビクンッビクッ…

累(るい)

悪いけどッ…休憩させる暇は無いから♥

数時間後

珠羽(すずは)

えへへぇ…るーくん暖かい♥

やる事やって…落ち着いてるーくんを抱き締めて2人して呑気にイチャイチャ

累(るい)

そういえば…なんで
すーちゃん死なないんだろ…

珠羽(すずは)

??死んで欲しいの?

累(るい)

ち、違くて…

累(るい)

何時もなら触った人が直ぐに…死んじゃうからさ…

それは直ぐに判明した…

翌朝…

目が覚めるとるーくんは居なくて服も 綺麗に着せられていた

珠羽(すずは)

ッ〜〜〜…(こ、腰…いたいッ……)

体を起こすと激しい激痛が走りベッドから動く事が出来ずにいると…

バンッ!!!

珠羽(すずは)

!?ビクッ

累(るい)

すーちゃん聞いて!!✨

珠羽(すずは)

へ…?

累(るい)

呪い!解けてるって!!

珠羽(すずは)

!!ほ、本当!?

累(るい)

本当!!

るーくんはニコニコと笑っているが涙を流して私を強く強く抱き締める

珠羽(すずは)

そ、そっ…か…そっか、良かった…良かったぁ…

るーくんの頭を優しく撫で 同じく涙を流す

長い長い片思いが終止符を打ち…そして、彼の寂しい呪いは解かれた

2人の誤解は無事、解けたのだった

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