七夕にちなんで、こんな情報が耳に入ったので、恋愛話にしてみました!
織姫
あぁ……彦星さんったら今日もなんて美しいのでしょう……
彦星
はい。餌だよ。
牛
モゥ〜……
神
織姫!仕事をせんか!💢
織姫
お父様!はい!わかりました!
神
そうだ。お前に見合いの話が出ておる。来週の土曜にじゃ。
織姫
どうして!私は彦星さんを想っているのですよ!
神
彦星は村の一人息子じゃよ。お前やわしみたいに王座のものではなかろう。
織姫
でもだからといって………
神
いい加減にしんか!織姫!
織姫
お父様がそのようにするのならば、私は王座を降り、村で一人暮らしします!
神
できんことを言うのはやめい!
織姫
できないことではないですわ!では!
彦星
…………
織姫
やはりできないようなことではなかったですわ。やればできるものはこの世にたくさんあるのですから。
織姫
洗濯、炊事、織物、近所との交友関係……とても楽しいものばかりではありませんの。
彦星
あの、織姫さん、これ、余ったのでよければ、
織姫
まぁ、ありがとうございます。
織姫
これでもお礼にどうぞ。
彦星
美しい織物ですね。嬉しいです。
彦星
(まるで、織姫さんのように美しい………)
織姫
どうしました?ぼーっとして。
彦星
い、いえ!なんでも!
織姫
そう?
神
見つけたぞ!織姫!本当に城を出たと思ったら何をしておる!
織姫
お父様!これは違うんです!
神
何が違うんじゃ!護衛!織姫を捕らえろ!
護衛
はい。
神
ついでにここから16光年離れた星へ連れて行け。
織姫
お父様!どうしてこのようなこと………
彦星
織姫さん!
神
君は早く仕事に戻りなさい。これは我ら親子の問題じゃ。
彦星
でも……
神
はようせい!
彦星
は…はい………
織姫
やめて!お許しください!お父様!
神
ひとつだけ会えるチャンスをやろう。
神
何年かに一度会えるようにしててやる。
織姫
お願いします。帰してください……
神
ではな。
こうして、織姫と彦星は引き離されてしまったのです。
織姫
あぁ………やっと会えに行けるんだわ………彦星さん………
彦星
あぁ………やっと会えるのか。織姫さん………
織姫
今、会いに行きます。彦星さん……!
ですが、織姫と、彦星は16光年離れているので、会えるのは16年後となってしまいます……
織姫
あぁ……やっと会えました。彦星さん………
彦星
織姫………!
こうして、織姫と彦星は、一緒には暮らせませんが、1日中、互いのことを考えながら幸せに暮らしていったのです………
彦星と織姫
どうでしたか?半分は予想して作って行きました(笑)
これからも、季節のイベントにちなんだ話を出していくのでよければ見て、ついでに❤️も押してください!
織姫
❤️お願いいたします……
彦星
お願いします!
作者
お願いします!ではまた今度!