世の中には見えないものが見える人がいる
以前灰色の影を連れて歩く女子高生を見た
連れて歩いているというよりは、 むしろその影に跡をつけられている ような感じだった
女子高生
レイシ
女子高生
レイシ
レイシ
レイシ
女子高生
レイシ
女子高生
レイシ
歩行者用信号が青に変わった。 その瞬間何も考えず、走り出していた
女子高生
レイシ
何とか横断歩道を渡り終えて、 後ろを振り返る
歩道橋の向こうで、怪しい男が ビル影に消えていくのが見えた。
?
表情は見えないはずのに、 男が舌打ちをしたような気がした
女子高生
レイシ
女子高生
女子高生は、郵便局を左に曲がって 去っていった
レイシ
レイシ
ロッカ
レイシ
ロッカ
レイシ
ロッカ
レイシ
ロッカ
レイシ
ロッカ
レイシ
レイシ
ロッカ
レイシ
ロッカ
そして、自称天才的第六感の持ち主 見える人が見える彼女に協力する ことになった
レイシ
ロッカ
レイシ
ロッカ
ロッカ
10月30日 僕の部屋には黒猫がいる。 金色の瞳だけが輝いている。
11月1日 今日も黒猫の金色の瞳を見てる。 目だけしか見えないので、 どんな姿勢をしているか想像してみる
11月2日 丸まったり走ったり、 いろんな黒猫を想像する。 黒猫はご機嫌そうに金色の目を細めた
レイシ
レイシ
レイシ
ロッカ
ロッカ
レイシ
11月3日 今日は黒猫が、僕の部屋から外に出た するとびっくりすることが起きた。 黒猫が白猫になっちゃった。 金色の目だけを残して、 体が白くなっちゃった。
レイシ
ロッカ
レイシ
レイシ
ロッカ
レイシ
ロッカ
レイシ
ロッカ
ロッカ
ロッカ
ロッカ
11月4日 今日も僕は黒猫を見る。 黒猫なのか白猫なのかわからないけど 何色の猫でも、金色の目がきれいな 僕の猫。 灰色になって、白になって、 行きたいところに行ってもいいよ。
レイシ
ロッカ
レイシ
レイシ
MEOW
ロッカ
レイシ
レイシ
レイシ
ロッカ
ロッカ
レイシ
レイシ
ロッカ
レイシ
ロッカ
レイシ
ロッカ
レイシ
レイシ
ロッカ
レイシ
MEOW
それから、僕にだけ見える猫の案内で ミオの家に行った。
ロッカ
レイシ
ロッカ
レイシ
レイシ
ガシャン!! などをして家に入った。
1番奥の部屋には、消えかけた文字で 「MIO」と書いてあった。
部屋の鍵は開いていて、 中に入ると、着替えやら おもちゃやらが散乱していた。
押し入れにはつっかえ棒がしてあって ここにミオがいるのだと分かった。
ロッカ
ミオ
ロッカ
ミオ
真っ暗な押し入れの中で ミオの目が輝いて見えた。
押し入れから出てきたミオが 透明じゃないことに 安心してしている自分がいた。
その後すぐに警察に通報し、 ミオは保護された。
両親からの虐待が日常的で、 ミオは家での多くの時間を真っ暗な 押し入れの中で過ごしていたようだ
ロッカ
レイシ
ロッカ
レイシ
ロッカ
レイシ
ロッカ
レイシ
レイシ
レイシ
レイシ
レイシ
ロッカ
レイシ
ロッカ
レイシ
ロッカ
レイシ
ロッカ
レイシ
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