闇路にて、満つ。

（鳥のさえずり） （朝日が差し込む）

（あくびをする）

（重い体を起こす）

こうして、今日も憂鬱な一日が始まってしまった。

（さりげなく母に目をやる）

我が家の親子関係は、崩壊しつつある。

いちいち言い返す気力もなく、口をつぐむ。 悪いのは、私だから。私のせいだから。

（菓子パンをリュックに入れ玄関に向かう）

母に見送られたのはいつが最後だろう。 そんなことを、ふと思う。

季節は冬 朝は零下に達するため、橋上が凍る

冷気に刺されながら、今日も自転車を走らせる。

（車が次々と自分を追い抜かす）

（信号の先に友人の姿を見つける）

（信号が青に切り替わる）

※塩･･･生徒指導のあだ名

※かっちゃん･･･推しの先生のあだ名

ありがとう、いつも。 こんな自分と仲良くしてくれて。

まちがいないっ笑 （ハモる）

（（走る ＜ 速歩き））

・・・

（軽く頭を下げる）

（教室に向かって歩く）

こうして今日も、私の学校生活が始まる。