櫻風
はぁ
櫻風
そらさんごめんねお父さんを殺して
櫻風
ごめんねお父さんを殺して(ボソッ)
そら
え?
櫻風
ん?、ハハ聞かれちゃったか
そら
どう言うこと?
櫻風
…そのままの意味さ
そら
お父さんは火事で死んだんじゃ
櫻風
火を放ったのは僕だよ
そら
ガスの爆発じゃ?
櫻風
僕が細工してそうしたんだよ
そら
…ギュ(拳を握る)
櫻風
僕を殴るの?
櫻風
いいよ殴って
櫻風
それで君が救われるなら
そら
スゥーハァー
櫻風
(目を瞑る)プルプル
そして僕に飛んできたのは拳じゃなく
そら
ギュ
櫻風
ふぇ?
暖かく優しい抱擁だった
櫻風
な、何で、
そら
だって泣きそうな顔してたら殴れないよ(笑)
そら
辛かったね
櫻風
で、でも僕は許されないことを
そら
確かにそうだね君は許されないことをしたね
櫻風
だったら何故?
そら
何故と言われても正直に言ってくれたからな?
櫻風
そしたらなおさら怒るでしょ!
そら
怒ってるよ
櫻風
だったら、僕に
櫻風
俺に
櫻風
優しくしないでよ
俺は気付かない内に大泣きしてたらしい
僕が目覚めたのは4日後だった
櫻風
ん?
櫻風
ここは?
そら
ガタン
櫻風
ん?
そら
櫻風?
櫻風
ん?なに?
そら
起きたの?
櫻風
うん
櫻風
何かすごく悪い夢見てたみたい
そら
そうそっか(微笑みながら涙を流す)
櫻風
何で泣いてるの?
そら
だってだって
僕が聞いたのは衝撃を受けるものだった
4日間寝てたと思っていたら
そら
貴方は一年も眠ってたんだよ
櫻風
え?
そう僕は一年も寝てたのだ
櫻風
そんなに?
そら
うん(涙)
櫻風
泣かないでよ姉さん
そら
ごめん(笑)ごめん、ん?
櫻風
どうしたの?
そら
今私の事
櫻風
姉さんって言ったね
そら
ごめん次は私が一年眠りそう
櫻風
え!?
そら
冗談冗談(笑)
櫻風
もう!
そら
櫻風
櫻風
なに?
そら
イメチェンしない?
そら
名前も
櫻風
うん
そら
何にする?
俺は出された四つの候補から一つ選んだ
櫻風
これがいい
僕の名前は今日から櫻風ではなく ときの沙羅
そら
よろしくね沙羅
櫻風
うんよろしくねぇちゃん
そら
イメチェンしようか
櫻風
うん
そら
これをこうしてこれをこう!
そら
沙羅?
沙羅
…な、なに?
そら
可愛い!
沙羅
え!?
そら
髪の毛長かったから
そら
遊んでたら出来た
沙羅
だからって
沙羅
ケモ耳!
そら
アハハ(笑)
沙羅
つける必要あった?
沙羅
もうこれじゃ男じゃなくて女じゃん
そら
え?女の子でしょ?
沙羅
男!
そら
え!?
沙羅
確かに分かりづらいけど!
沙羅
僕は男の子!
そら
男の娘か
沙羅
違う!男の子!
そら
男の子か
沙羅
違う!男の娘!
そら
ニヤ
沙羅
あ、//////
そら
引っ掛かった(笑)
沙羅
もう姉さんなんて嫌い!
そら
えぇ!ごめんごめんて!
沙羅
フン!
主
はいどうも主です
主
いや櫻風が沙羅になって女の子になりましたね
沙羅
殺すぞ
主
わーこわい(棒)
沙羅
怖がってないくせに良く言うよ!
主
あ、ばれた?
沙羅
バレバレだっつうの!
主
そっか
次回は沙羅ホロメン達に会う
次回は沙羅ホロメン達に会う