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愛夜子
のけぞっていた体の姿勢を思わず正す恋海。
佐竹
愛夜子
佐竹
そして強引に恋海に接客をさせる佐竹。乱暴を働く佐竹。
佐竹
佐竹が恋海に1万円札を5枚渡そうとする。
愛夜子
佐竹
愛夜子
と恋海が話し始めると、聞き終わらぬうちに佐竹が言う。
佐竹
愛夜子
佐竹
愛夜子
佐竹
愛夜子
佐竹
当然のことながら恋海(愛夜子)には里志がいる。誰かの愛人になるなど無理だ。
里志を愛しているのだ。
恋海は返事に困った……。 だが、正直に言った。それで、太客を失っても良いという覚悟で。
愛夜子
それを聞いた佐竹は一瞬の沈黙の後、笑い出した。
佐竹
またも佐竹は恋海に乱暴を働こうとした。 挙げ句、抵抗した恋海を殴り、無理やり接客をさせた。 佐竹は金にものを言わせ何度も延長をし、恋海の地獄のような時間は数時間に及んだ。
***
それでも恋海は仕事として、見送りまで頑張った。
佐竹
震える手で、佐竹の付き出す名刺を受け取る恋海。 恋海の震えは、吐きそうな気分の悪さと恐怖ゆえ暫く続いた。
愛夜子
嫌々であっても深々と頭を下げる恋海。
恋海はその日佐竹に独り占めをされたので、既に上がりの時刻だった。
店長に話すべきだわ。叩かれたのだし
恋海は、着替えた後すぐに店長に話したいことがあると持ち掛けた。
ルーリラ店長
恋海は今日の接客で乱暴をされたこと、殴られたこと、愛人契約を迫られていて店を今すぐ辞めるように言われたこと、全てを打ち明けた。
ルーリラ店長
愛夜子
ルーリラ店長
愛夜子
ルーリラ店長
愛夜子
ルーリラ店長
愛夜子
ルーリラ店長
里志! 里志! 逢いたい、逢いたいっ。あたしを守って!
愛夜子は帰宅するとすぐに里志に電話を掛けた。 里志は既に帰宅していた。
里志
愛夜子
里志の声がする。ここに愛がある。涙が止まらない、心細い。里志はあったかい。
愛夜子
愛夜子は普段、そんなことを唐突に言わない。里志はただならぬ気配を感じ取った。
里志
愛夜子
里志。里志、早く来て! あたし、おかしくなりそう! 怖い!
ピンポーン。
愛夜子
愛夜子の心身は立ち上がるのもやっと。でも、里志が来てくれた! インターホンで確認する。
里志
それでも脅え、覗き穴からも来訪者を確認する愛夜子。 見ると、息を切らしている様子の里志が立っている。
里志
ともう一度言う。
ガチャリ。
愛夜子
愛夜子は崩れ落ちるように里志にしがみつく。
泣き腫らした目、泣き過ぎて赤くなっている鼻。
里志
うんうん、と泣きながら頷くばかりの愛夜子。
愛夜子
絞り出した愛夜子の言葉だ。
里志
愛夜子
里志が、こらえきれず涙を零しながら問う。
里志
愛夜子
里志
愛夜子
里志
愛夜子
里志
里志は首を垂れ握り拳を作っている。
愛夜子
里志
ひたすら優しく強く愛夜子を、全身全霊を抱く里志。
愛夜子
里志
愛夜子
里志
不安そうにコクリと頷く愛夜子。
そして
愛夜子
尋ねる愛夜子。
里志
愛夜子
里志
愛夜子
愛夜子は、身重な里志の別れたがらない恋人が、寒い夜に里志の家の前でつっ立っている光景を思った。
赤ちゃんが可哀相!
里志
暫く考え込んでいた愛夜子。
愛夜子
里志
愛夜子
愛夜子を抱きしめる里志。
里志
愛夜子
里志
愛夜子
意を決しルーリラに電話を掛ける愛夜子。
愛夜子
ルーリラ店長
愛夜子
電話だが、愛夜子は深く頭を下げている。あとからあとから涙が落ちて行く。
ルーリラ店長
愛夜子
ルーリラ店長
愛夜子
ルーリラ店長
愛夜子
電話を切り、愛夜子は里志の目を見つめ1つだけ頷いた。 里志は愛夜子のそばまで行き、そっと包み込んだ。
里志
愛夜子
何度も深いキスを重ねる二人。 里志は欲情を抑えるのに苦労した。体を酷く傷つけられた今の愛夜子を抱くわけには行かない。
里志
愛夜子
里志
コクリと頷く愛夜子。
里志
愛夜子
なんて……なんて心強くて、安心することだろう。里志がいる
バナナ・チーズケーキ・キャベツ・とろけるチーズ・豚バラ・牛乳・食パン・プリン…など、愛夜子は里志に甘え、必要な物を紙に書いた。
里志
愛夜子
遅い時間まで開いているスーパーが少し行った所にある。 里志は愛夜子と一緒に行っても良いかなと初め考えたが、心身が疲弊している愛夜子を連れ歩くのはやめたほうが良いだろうと判断したのだった。
愛夜子
里志
愛夜子はベッドに寝そべった。仰向けになると瞳を閉じた。 悲しい闇が広がる。 しかし、そのずっと向こうに針の穴程の光が見えるのを感じた。 お星様? 打ちひしがれている愛夜子だが、里志が守ってくれる。安堵の心地を今感じる。
彼女と赤ちゃんが幸せになりますように……。絶対に。お願いよ、悪いけど、里志とは彼女さん、別れてください
愛夜子は本気で思っている。
***
塚本
ここは里志の行きつけの居酒屋。言葉を発したのは塚本だ。
里志
MARIの社長が愛夜子にした仕打ちを打ち明けた里志が、塚本と差し向かいでグラスのビールをあおっている。
塚本
里志
塚本
煙草の煙をくゆらせ渋い表情の塚本。
里志
塚本
里志
塚本
里志