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コメント
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俺には同学年の彼女がいた。俺から告った。好きだった。
いつまでもこの日々が続くだろう。
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そうにはいかなかった
急性骨髄性白血病 バレンタインデーの次の日に判明した
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喋る時の人工呼吸器の曇る瞬間が、ああ、生きてるんだな。と思えて好きだった。
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他愛もない会話をしているうちに 星香は静かに死んだ
神様は俺のことが嫌いなんですね
数週間後 20◾︎◾︎ 4月12日
🎸の親
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🎸の親
久しぶりの学校だ。でもいうて2週間。
クラスはどんな目で俺を見ていくのだろうと少し足がすくんだ
ガラガラ…
みんな俺のことを避けるように、くっつくように見てきた。 分かってたけど
担任
教室には1つ寂しく置いてある机に一輪の花が花瓶に支えられながら咲いていた。
現実を突きつけられた気がした。胸がえぐれそう。
放課後
2週間ずっと家に引きこもっていた俺には 久しぶりの学校はだいぶ疲れた
日が沈んでもなお、誰もいない席に花は置いてあった
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道端にいる野良猫、ペットショップにいる猫。どれもパっとしなくて、猫になった彼女を探すなんて馬鹿げたことをしている自分に虚しくなった。
やっぱり、俺は星香が居ないとだめらしい
最近調子が悪いのも星香が居ないからだ…、
あぁ、俺から会いに行けばいいじゃないか
「何それ笑笑笑」
『笑いすぎ笑』
「〜笑笑」
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似てる
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💐やだ〜！やめてよ笑
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💐えぇ？！まじ？！？！
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💐やったぁ！
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この時なぜか今が最後のチャンスだと脳が言っていた
いや、今行動しないと、もう星香は何処にも存在しなくなる気がした。
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まじで俺何言ってんだよ。友達になりたい時のテンプレ中のテンプレ言うなよ恥ずかしい..しにたい
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どうせ「この前彼女死んだ先輩」とか言うんだろ
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あ、違った。
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💐今度いつ遊べるの?笑
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ああ、なにしてんだ俺。こいつは星香なんかじゃないのに。
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我に戻ったら、ごく普通の学校の後輩だった。
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ふわっ
突然顔を近づけられた
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💐頭にごみ付いてるよ笑ほら！
手に取ったゴミを俺に見せながらそういった。
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穏やかに笑う笑顔も、仕草も、声付きも全部似いてた。
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好きだった星香が今目の前にいた気がした。
