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続かなそうな奴

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続かなそうな奴

23 - 幻想の光(挑戦)

♥

60

2021年06月07日

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この世に住むものは、皆十字架を手にしている。

どんより曇った朝の空。

そんな街中を、いつも通りフラフラ歩く。

小林翔介

いつからこの国がキリスト教国家になったんだろうね

親友の翔こと小林翔介がぽつりという。

遠﨑百明

さあ、わからない。

遠﨑百明は答える。

小林翔介

んで、モモ。近頃、探偵としての仕事はどうだい?

”モモ“こと遠﨑は答える。

遠﨑百明

最近は平和だからな。なかなか仕事がないからバイトで乗り切ってるよ。

小林翔介

そうか

遠﨑の推理の腕は抜群で、

警察を越すほどの推理力を持ち合わせている。

小林翔介

まあ、平和が1番...

女の声

きゃあああああああああああ!!!

遠﨑百明

いや、嘘だろ...!

2人は声の元へ駆けつけた。

すると、

ひとりの男性が赤い血を流して倒れていた。

遠﨑が脈を確認したが、

もう息をすることはなかった。

遠﨑百明

翔、警察を呼べ。

小林翔介

わかった。

稲上利人刑事

被害者は大日偏一さん、61歳。発明家で す。

稲上利人刑事

凶器は先の尖ったナイフのようなもので、

稲上利人刑事

腹あたりに刺された傷が致命傷だったようです。

金田恭介警部

そうか、わかった。

横浜賢介刑事

そして容疑者は、

横浜賢介刑事

彼の人間関係から、

横浜賢介刑事

菅原悠花さん、堀越大西さん、高梁伽音さんの3人で間違えなさそうです。

金田恭介警部

アリバイは?

横浜賢介刑事

確認中です。

金田恭介警部

わかった。ご苦労。

遠﨑百明

警部。お疲れ様です。

金田恭介警部

おお、遠﨑くん!小林くんも!

金田恭介警部

...

金田恭介警部

いたんだ。

遠﨑百明

はい、悲鳴が聞こえたので駆けつけてきたんです。

状況を全て説明する。

遠﨑百明

...そしたらこの男性が倒れていて。

金田恭介警部

そうか。わかった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

探偵として、公園を観察してみる。

すると、公園のど真ん中、大日さんは腰から血を流して倒れている。

その血の中には、何かキラキラしたものがあった。

遠﨑百明

なんだ...これ

小林翔介

うーん、ガラスじゃない?

遠﨑百明

ガラス...か。でも、なんでこんなところに...

遠﨑は悩む。

未だどんよりと曇った空。

事件の解決には未だ程遠い。

小林翔介

こんな中なんだけど、朝ごはん食べに行かない?

お腹もすいたし、腹が減っては戦はできぬ。そうするかと思い、遠﨑は了承した。

ある喫茶店、遠﨑は大好きないちごパイを頼んだ。

遠﨑百明

あー、美味!

小林翔介

お前、ほんといちごパイ好きだよな。

遠﨑百明

そう言うお前は、アイスが大好きじゃねーか。

小林翔介

まあな。

これもいつも通りの日常だ。

毎朝この喫茶店でいちごパイを頼む。

そんな日常が、遠﨑は好きだった。

そのいちごパイを食べ終わった頃、遠﨑の携帯が鳴いた。

金田恭介警部

通話終了

通話
00:00

遠﨑百明

どうしたんですか?

金田恭介警部

3人のアリバイがわかったんだ。

遠﨑百明

ほんとですか!?

遠﨑百明

それで、アリバイは?

金田恭介警部

高梁さん以外、アリバイが確認できた。

遠﨑百明

えっ、なら犯人は高梁さんじゃ...

金田恭介警部

それがだな、高梁さんには動機がないんだ。

遠﨑百明

えっ...。なら、他の2人は...

金田恭介警部

はっきりとした動機がある。

遠﨑百明

なるほど...それを怪しんで、俺に連絡を。

金田恭介警部

ああ。その通りだ。できれば現場に来てくれ!

遠﨑百明

分かりました、警部。

そうして呑気な朝食は終わり、

恐怖のさつじん現場へと向かう。

ザッキー

普段はただの青年だが、

ザッキー

事件があると警察の救世主へと変貌する。

ザッキー

そんな推理青年、遠﨑百明と、

ザッキー

ファンタジーという異色の組み合わせ。

ザッキー

チャット小説「摩訶」を、どうぞご期待ください。

ザッキー

読んでいただき、ありがとうございました!次回もぜひ見てください!

             次回へ続く→

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60

コメント

1

ユーザー

お久しぶりです☆ 復活しました 何卒

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