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この常連客癖の強さ、まるで居酒屋である
さぁ、本日のテーマは 【今、私がハマっているもの】
僕、MCパックルは 実は最近コーヒーに ハマってるんですけど
少し前に、とても素敵な 喫茶店を見つけたんですよ
今度はラジオで こんな事話そうかな〜なんて
一人で考えながら コーヒーを飲んでゆっくりして
そんな時間が 今の僕のお気に入りですね
是非、皆さんのハマっているものも 教えてください、 お便りお待ちしています!
部屋の中、 男は一人でラジオを聴きながら のんびりとくつろいでいた。
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···さぁ、という訳で そろそろお別れのお時間です
また次回お会いしましょう!
See you next ○♂¥☆?$♧〜 time!
こうして、 ラジオを聴き終えた男は眠りにつき 一日を終えた。
仕事前に気合を入れ、 男は自身の経営する喫茶店へと 入っていく。
この喫茶店には 個性豊かな常連客達がいる。
いかにも胡散臭い占い師。
いつも、店の隅の席に座り 一人でノートに何かを書いている 怪しいマスクの·····
男·····?
いつも凄い量のコーヒーを飲む 筋肉隆々の男性。
これまで見た事が無い程の 容姿端麗な女性。
あんなのいつまでも みてられないわよ〜!!
店内中に聞こえる程に 大きな声で話をするおばさん。
壊滅的にセンスのない 謎掛けを皆に披露しまくる 見るからにイケてないおじさん。
声出していこ〜!
よいしょ〜!!!
凄いじゃない!!
アンタの占い 当たったじゃないの〜!!
こうして、 喫茶店の店長 ─川島─ は 癖の強い常連客達に振り回され 悪戦苦闘する日々を送っていた。
とある閑静な住宅街
隠れ家の様に ひっそりと佇(たたず)む店がある。
この喫茶店の名は『川島屋』
これは、 日本で一番落ち着きのある 喫茶店の経営を夢見る男の物語。