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こちらは某苺の王子様団体様の nmmnです。 純ヲタ様、地雷様は、 回れ右をお願いします🙇♀️ 通報、アンチコメント等は お控え下さい。 コメント内で、ご本人様の名前を 出すのはお辞め下さい。
念の為お名前隠させていただきました。 リクエスト…( ? )ですw 学生設定です。ご注意ください
【 君に伝えたいこと 】青紫
優しい声で、彼が、大好きな彼が、 俺に微笑みかけてくれる。
夢なのか、現実なのかも分からない。 もしこれが夢なら、覚めないでほしい。
夢だった。
わかってても、求めてしまう。 青は第一、ホモフォビア。 俺を好きになってくれるわけない。
なんでそんなこと知ってるか。
幼なじみだから。 幼稚園からずっと一緒だ。 高校も一緒に行こうね、って、 青が言ってくれた。
幼稚園の頃から俺はずっと好きだけど、 中学生の頃友達が付き合った時に 言っていた。
それを聞いた日、 初めて青と口を聞かなかった。
それからは自分の気持ちに蓋をしようと 青とはルールを決めた。 ・ 用もないのに喋りかけないこと。 ・ 抱きつかないこと。 ・ 好きなんて言わないこと。 全部、俺がこれ以上好きに ならないためのもの。 青はルールを決めたあと 酷く悲しい顔をした。
ごめんね、嘘だよ、 って言えたら良かった。 違う、大好きだよ、って。 振られるのなんかわかってて、 でも、実際に告白して振られると 辛いから告白出来ていない小心者。
青と同じ学校になったとはいえ、 やっぱりカーストというのは 出来るもので。 青は所詮陽キャ。 俺は陰キャでも陽キャでもないような 中途半端なやつ。 ヤンキーにこき使われてもしょうがない
こき使われるっていっても 酷いものじゃなくて、 売店で飲み物やパンを買って渡したり 相手のストレスが溜まってたら 殴ったり蹴られたりして、 たまには身体を許すこともある。
過去にも同じ扱いをうけたことがあるし 苦ではない。 頑張ってたら、青が助けてくれるから。
クラスが違うけど、帰りは一緒にいる。 休み時間もたまに会いに来てくれる。
だから、頑張れる。我慢できる。
大して強い訳じゃないけど。 愛おしい彼のためだったら。 いくらでも。
熱がでた。紫くん不足だろうか。 熱がでたせいでそんな変な事まで 考えてしまう。
紫くんとは幼なじみで。 年少さんの頃、 僕がいじめられていたのを プルプル震えながら助けてくれた。
小学校低学年までは 恩人だったから紫さん、なんて 堅苦しく呼んでたけれど、 紫くんが、
なんて、花のような笑顔を 向けてくるものだから、 うん、と頷かずには居られなかった。
中学生の時。 紫くんに恋をした。 紫くんがクラスの一軍とかいう奴らに 殴られ、蹴られてて。 それを止めたあと、 紫くんは皆に嫌われてて、 いじめられてるんだ、って、 低学年の時とは違い、儚げに笑うから。
こんなふうに紫くんを 傷つけるのなんか 一軍じゃなくて二軍だ。 いや、それ以下。 与える名なんてない。ゴミだ。
胸がキュッ、と 締め付けられたみたいに苦しい。
なんて言うと、 紫くんはふんわり笑って、 青は大切な人だよ、なんて大人っぽく いうから2人で似合わないセリフ 言うなって笑いあった。
その時気づいた。 彼が好きなんだって。 ホモフォビアだった僕は 自分でも驚いたけれど。
好きだった。 彼が世界で1番。 誰よりも僕は彼を知ってると思う。
中学校生活に慣れてきたある日、 自分が報われないからって、 友達を傷つけた。
その日からだった気がする。 嫌なやつだと思われたのか、 ルールを作らされた。 紫くんに理由もなしに変なルールを 決められたのは悲しかった。 理由はいくら聞いても、 話せない、や、ごめんね、なんて 言われてしまうから僕もそれ以上 問い詰めることは出来なくて。
でも、それ以外を除けば、 今まで通りだった。
高校も同じとこいこうね、なんて。 2人とも学力は同じくらいだったから 受験は苦ではなかったし、 勉強にはついていけている。
ただ、彼と僕ではいる部類が 違っていて。
僕は一軍だの、陽キャだの 呼ばれる部類にいる。
気づけば、彼は近くに居なくて。
声をかけようとすると そっ、と静かに避けられてしまう。
僕が何をしたのか、 何が彼にあったのか、 なんて分からなくて。
友達と話していても気になるのは 可愛い彼のこと。
学校の謎のルール。 教室に入る時は元気な挨拶を、 なんていつまで子供じみた事 言ってるのか。
どうせしたところで返事が帰ってくる 訳でもないのに。
そんなの聞いたら期待しちゃうじゃん。
彼らの様子を見るに、きっと、 青の友達…いや、親友かもしれない。
自分は友達は作っても親友は青だけ、 と決めていて。 皆が自分と同じ考え…、 なんて有り得ないから 青が親友作っていても 何も言えないけれど。
少し悲しかった。
自分は要らない、 と言われているようで。
それから時間は淡々と過ぎていった。
放課後に近づく度に 俺は身体が重くなってきて、 胃がキリキリと痛み始める。
我慢するしかないその痛みは 俺を苦しめる。
気が付くと放課後で。 緊張で動かなくなる足を 無理矢理動かして保健室へ向かった。
音符がつきそうなほど機嫌が良い彼。
満面の笑みでこっちを見る。
そう言い、彼は俺を殴る。 みぞおちを思いっきり殴られた俺は 思わずその場に蹲る。
そのまま彼は俺をベッドに落とし 抑えつける。
嗚呼、まただ。 いつも通り激しくされる。 青にどれだけ想いをよせても、 こんな汚い奴選んでくれない。
まぁ、元から青は、男なんて…。 じゃあ、もう大人しく 抱かれてしまおう。
休んでいたはずの青が目の前にいる。
青の一人称が変わっているのに 懐かしさと、 かっこよさでドキッ、とする。
風邪で、声を出すのもしんどいだろうに 俺のために頑張ってくれてる、 と考えるととても嬉しい気持ちになる。
嬉しくてか、安心してか、なんて 分からないけれど 涙が溢れてきていた。
一人称が戻っているのに 寂しさを感じる。
そう言い、頭を撫でられる。 俺より背が低い癖に無駄にかっこいい。
優しく微笑む青に安心して、 更に涙が溢れて止まらない。
どっちの意味だろうか。 恋愛的にか、親友としてか。
顔があつい。
青から大粒の涙が零れる。
青を抱き締める。 自分が決めたルールを破ってしまった _でも、もう良いんだ。
2人で馬鹿みたいに泣いて。 2人とも酷い顔で。
ふふ、と笑え返そうと青を見る。 青が居ない。
青の幸せそうな寝顔を見てると なんだか俺も眠くなってきて。 青の横に入る。
後日談〖 呼び方.〗
先生.
うわぁぁぁ!!え!? 頑張ったくない!? え、褒めt((調子乗んな
今スランプなんですよ…( . ¸ . )
まぁ、できるだけ書けるよう 頑張るので(´;ω;`)
可愛い可愛い紫くんを見てモチベあげて 頑張ってきます()
青紫って好きだけど書くと難しい…
ということで( ? )
雑談はこれくらいにして( ? ) ヾ('ω'⊂ )))Σ≡サラバ
コメント
5件
うぇぇ !!! すらんぷとは思えないくらい 美しい作品 ... !!! ( ? 青くんの " 俺 " かっこいいですよね ← 途中の保健室の子 ? と 嫌がりながらも やっちゃう紫くんの すとーりーも 期待してます ( ぉぃ