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人の心が分かるアメ

人の心が分かるアメ

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人の心が分かるアメ

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2019年12月12日

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ここは中学校の2年2組。ある"アメ"のおかけでももこの恋愛は助かった

ももこ

ねえねえ、優奈。聞いてよ。

優奈

どしたん?あ、またえいじの事でしょ?思いきって告白したら?

ももこ

まだなにも言ってないのになんで分かるのよ。

優奈

ふふっ
ももこの事だからね★

ももこ

もぉー!笑

優奈

ハハハッ!

いつものように叶わぬ"恋"だった。あ、そういえばもう少しでバレンタインデーだね。

ももこ

バレンタインデー前日

ここはデパートリー

ももこ

優奈?

優奈

どしたーももこ。

ももこ

ホラ、もう少しでバレンタインデーじゃん?だからさ、えい‥

優奈

はいはい、んで、作ってあげるの?それとも買うの?

ももこ

え、なんで分かるのよ。

優奈

だから、えいじくんにあげるんでしょ?

ももこ

そ、そうだけど‥

ももこ

手作りチョコをあげようと思ってるんだけど‥

優奈

うん、いーんじゃない?

ももこ

よし、材料買っておこう。さあ買うぞ‥‥って、え?あそこに晴紀居るよ?

優奈

ほんとだ。またえいじくんにあげるんじゃない?

ももこ

でもさ、晴紀、えいじに振られたんだよ?まだ付きまとってるのかな。

優奈

いいよいいよ、先にももこがえいじくんに渡せばそれでももこの有利だから。

ももこ

ちょ、このままだとえいじ君が可愛そうだよ。

ももこはできる限り晴紀に近づいてわざとらしく大声でこういった。

ももこ

ほんっと、私って大変だなぁ。えいじくんにあげるでしょ?それからぁー、‥‥

優奈

(ほ、ほら、ももこ!やめなって‥!)

ももこ

うわっ!えいじくんにあげるんだ。あんなじみな晴紀が?

優奈

だから、やめなって、

ももこ

ふーん、知らないわ

優奈

最初からそうすればいかったのに。

気を取り直して、ももこと優奈はおかしコーナーに行った。

ここは、おかしコーナーです

ももこ

ん?これは何だろ‥?

ももこが手に取ったのは"人の心が分かるアメ"

ももこ

ん?人の心が分かるアメ?そんなの簡単に出来たら人生苦労しないよね。ま、楽しそうだし買ってみるか。

優奈

ももこ~?

ももこ

はいはーい、今行きまーす

次の日 学校

ももこ

(よし、今のうちだ、アメをなめて一度優奈に話しかけてみるか。

ももこ

(ぱくっ)

ももこ

優奈~?

優奈

(あ、ももこだ。)なにー?

ももこ

(え、まって、今のって心の声なの?本当だったんだ。)

優奈

何ってば。(ほんとに一回ではなし聞いてほしいのにな。)

ももこ

あ、ゴメンゴメン、オはよってだけ。バァイ!(ヤベ、ばれたら終了だ。)

優奈

あ、そう。(それだけ?ほんとにさみしがり屋なんだから。)

ももこ

(ふふっ、本当に分かるんだね。よし、リハーサルも終わったことだし、えいじくんに話しかけてみるか。)

ももこ

あ、あの、えいじくん。

えいた

ん?なんだい?(え?ももこから話しかけてくれた。嬉しいな)

ももこ

(‥‥えっ!?え、えいじくんが、そ、そんなわけ‥!)あ、今日ってバレンタインデーじゃん?だからさ、えいじ君のためにチョコを作ったんだ。もしよかったら食べてください!(あ、恥ずかしい)

えいた

え、良いの?ありがとうね。ももこさん。(ほんとに、ポニーテール似合ってて背もちっちゃくて幼くて可愛いな。つ、付き合う。いや、無理だな。)

ももこ

(!?そんな風に思ってたの!?嬉しいな。)

優奈

ももこ。今日なんか様子へんじゃない?

ももこ

べ、べつに何もしてないよ!?

優奈

ほんと?ま、良いや。

そのまま時は過ぎ、クラスメイトからおもわれてたことを知ったももこ。

所で、晴紀ってどうなったんだろう。

ももこ

ねえねえ、最近晴紀ってボッチだよね?笑

ある女子

それな。思ってたわ。なんか最近友達居なくね?

ある男子

俺もそんなにしゃべったこと無いけど、いっつもえいじのこと付きまとってるよな。

ある女子

え、それほんと?だとしたら逆ストーカー?無理、友達になら無くてよかったかも笑

ある男子

俺も。

ある男子

僕も嫌かな。

優奈

んね。ちょっと腹立つな。そういう意味で

ある女子

‥てことは、優奈えいじのこと好きなのォー?

優奈

そんなわけ無いじゃん!笑

ももこ

ハハハッ!

ある女子

ある男子

みんなが晴紀の噂をしていて、晴紀はいやになり教室を飛び出た。

今日は体育の日。たまたま ももこは具合悪くて体育を休んだ。

ももこ

(はあ、アメなんて食べてる場合じゃないな。今日は具合悪いし早退しよっかな‥)

と、その時、晴紀 が入ってきた。

晴紀

ももこちゃん、大丈夫?

ももこ

え、晴紀。大丈夫、良いよ、私のことは気にしないで。

晴紀

私、心配なの。何かあったの?

ももこ

いや、具合悪いだけ。大丈夫。でも、具合悪いから早退しよっかな。

晴紀

え?良いよ?リュックとか持ってきてあげるよ!

ももこ

晴紀。大丈夫。戻ってて良いよ。

晴紀

ううん。無理しないで!じゃあ取ってくるね。待ってて!

ももこ

(え。晴紀ってグチグチ今まで言ってたけど、イイ人なのかもしれない。あとで謝ろっかな。)

と、その時、優奈から電話がきた。

優奈

あ、もしもし!?今どこ?

ももこ

えっとね、具合悪いから保健室にいるの。。

優奈

戻ってきて!心配してるんだから!早くね!じゃあ!(ブチッ)

電話が切れるようなおとがした。

ももこ

はあ、やっぱ戻るか。

ガチャッ‥え?

ももこ

あ、晴紀。

晴紀

どうしたの?

ももこ

やっぱり教室に戻ろうかと思って。

晴紀

え?もう教室には戻れないからね?

そういって縄跳びを出した。

晴紀

ね?私と一緒にいよう。ね?

そして、そっとももこの首に巻き付けた。

ももこ

な、何してるの‥?

晴紀

え?ふふふっ

縛られた力はとても強かった。必死にももこは抵抗したが、ももこの力では無理だった。

視界が真っ白になっていく。その時。晴紀がこういった。

晴紀

人の言葉は信じちゃいけないよ。

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