TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

早速ポートマフィアビルを出て 首領に伝えられている芥川君との待ち合わせ場所に向かう。

こういう時も車が出るから便利だよね()。

其の待ち合わせ場所と云うのはビルから少し離れた東倉庫。

今は使われてないのだけど、本当に合ってるのかな?

構成員

到着です

杏堂〇〇

ありがとう

不安になりながら停車した車から降りる。

倉庫の中に入ってみるが人の気配は無い。

未だ来てないのかな? でも人虎捕獲の件なら先ずこんな処には呼び出さないか。

と、考えていると突然後ろから殺気と共に 黒い何かが私を襲う。

杏堂〇〇

ババッ

後方に飛び退き、素早く避ける。後ろに立っていたのは…

芥川龍之介

ごほっ、お初にお目にかかる

芥川龍之介

僕の名は芥川

黒髪に少し痩せ型な身体、 そして黒い外套を操る異能。

杏堂〇〇

突然襲って来るなんて

杏堂〇〇

危ないでしょ

芥川龍之介

其れを知っていて来た貴方が善く云う

わっ、睨まれちった。

まあ昔は太宰を尻に敷いていた位気が強かった私だ。

ポートマフィア内でも 最少年幹部も歯向かえないと女だと有名だったし。

これだけ太宰に執着している芥川君なら 私の事を襲いかねないとは判っていて来たのだけど。

杏堂〇〇

こんな事してる暇ないよ

杏堂〇〇

私書類とか仕事がまだ残ってるの

杏堂〇〇

人虎捕獲の計画も練らなきゃだし

芥川龍之介

こんな事だと?

……怒らせちゃったかも?

芥川龍之介

僕には貴方の強さを肌で感じる必要がある

芥川龍之介

太宰さんにあんな事を云わせる、貴方の強さを

杏堂〇〇

(あんな事…?)

と、又さっきと同じ黒獣の攻撃が来る。

其れ等を交わしながら話を進める。

芥川龍之介

幹部昇進の通達が来ていると聞いている

芥川龍之介

何故受けない?

杏堂〇〇

何で其れ知ってるのよ…

杏堂〇〇

私には今の立ち位置ぐらいが丁度善いの

杏堂〇〇

幹部になると任務や事務仕事も増える

杏堂〇〇

私位の人間に務まる程柔い仕事じゃない

芥川龍之介

…所詮その程度の貴様が

芥川龍之介

何故太宰さんに認められている…!

目を見開いて私を睨む芥川君。

黒獣を六つに増やして一気に此方へ襲わせる。

杏堂〇〇

!(疾い!)

杏堂〇〇

カチャッ

杏堂〇〇

パンパンパンッ

瞬間、地面を蹴って空に跳び、 六つの黒獣の内三つを銃で撃つ。

足元に居た残り二つを足場にして 芥川君と距離を詰める。

彼の異能は黒獣を使用した中距離型とみた。

ならば距離を詰めて打撃で気絶させるまで。

近付いて横腹に蹴りを入れようとした瞬間。

芥川龍之介

ふっ

杏堂〇〇

っ、!?

芥川君が不敵な笑みを浮かべたのが見えた。

loading

この作品はいかがでしたか?

604

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚