コメント
3件
天才あらわる()
推しカプの、彼女側さん達が 銃を持たされて、 自分を撃って死ぬか、相手を撃って死ぬかしないと、世界が終わる みたいなやつ〜!!! それでは、レッツラゴー!
微かに震える自分の右腕
足に当たってカチャカチャと 音を鳴らして、怖いという思いを募らせていく手に握られた銃
橙
橙
橙
橙
そんな選択肢なんて消えればいいのに
なんて考えても安安、終わらせられないこの今の状況
なんとも、俺がこの銃で、 ジェルくんを撃つか、俺を撃つか しないとこの世界が滅ぶらしい
刻一刻と、1秒ごとに減っていく 時計の数字に急かされる
紫
正直に言うと、こんなに躊躇ってるけど自分が死ねば世界もジェルくんも 救えるのだから別に死んでもいいだろうっていう考えが頭に浮かぶ
世界もだが、彼氏を、 俺、たったひとりが死ぬだけで救えるのだったらもうどうとだっていい
だけど。こんなこと口にしたら ジェルくんはタダじゃ措かないだろう
紫
声と体は震えているのに、 腕は躊躇いもないように上に上がって 銃口を顬の所に付き当てた
こうなりゃもう一気に引き金を引いた方がいい
すぐ死ぬだろうから痛いなんていう 感覚は一瞬で冷めるだろう
紫
涙が目に浮かんで、最後の最後と言うのに彼の姿がぼやけてにしか見えない
大きな音と共に、俺の足はふらつき 地面に叩き落ちた
ほんの10秒間
まだ意識が朦朧としていて あぁ死ぬなと思わせるような その短い間に、自分の瞳から見えたのは
橙
橙
そうニンマリと口の端を 引き上げて幸せな顔をして 自分の顬に銃口を突きつけ、 引き金を引いたジェルくんが映った
紫
うわ、重み〜 By、作者
薬物は、この世から消え去った
この日本という国から消え去った
その事は、一人の男の 野望を叶えたことになった
銃兎
左馬刻
「入間 銃兎」 この男はこの、薬物が撲滅した 世界にするためヤクザと手を組み、 オルタナティブラップバトル で闘った
悪事を働き、上司を手懐け、 この日の為に、この日の為だけに 生きてきた
野望は果たした
もう、俺の生きる意味は 無くなったのだ
だから丁度いい
でも
左馬刻
左馬刻
左馬刻
左馬刻
左馬刻
左馬刻
左馬刻
俺を撃つか、左馬刻を撃つか
そんなの今の俺には選べなかった
野望は果たされた筈なのに
どうも、左馬刻と一緒にいたい
これ以上、仲間がコイビトが 俺の大事な人達が死ぬのは見たくない
そんな、甘ったれたことが思い浮かんでしまう
そうだ
いくら薬物が消えたからって この世からこの国から 犯罪が減ることなんて少ししかない
そんなん、もうめんどくさい
銃兎
銃兎
銃兎
銃兎
少し驚いた顔を見せたが すぐに笑いでその顔を吹き飛ばした
左馬刻
左馬刻
銃兎
銃兎
紅く、そして、少し薄黒い グローブを投げ捨てる
さらけ出されてた肌が 少し風に当たっただけでも 擽ったい
左馬刻
銃兎
左馬刻
銃兎
こんなくそな世界
クソ喰らえ
あと5秒、、、
4、、
3、、
2、、
1、、
左馬刻
銃兎
0
上手く終われてる? By、作者