主
主
主
主
主
主
⚠️注意⚠️ BL nmmn ご本人様と一切関係ありません 通報、荒らし、シェア、パクリ等禁止 ぱくってません 地雷さん回れ右 エセ関西弁 誤字脱字🈶 コメント欄でご本人様のお名前を出すのは御遠慮ください
ないこ
今日も今日とて社長としてパソコンをシバいていたが、そんな一日も終わり、これから家に帰る。家に帰ればまろがいて至福の時間。早く会いたい
If
ないこ
声の方に目を向けると、他の人ゴミより少しだけ飛び出ている綺麗な青髪の頭があった。確実にまろだ。恋人を見間違えることなんてない。けれど…
ないこ
今朝、今日は特に予定ないから行けたら会社に顔出すって言われた。結局来なかったが…。別にそれはなんとも思っていないからいいけど…
問題はこっちだ
If
女性
If
誰?隣に一緒にいるの…俺知らないんだけど…会話の感じからして多分仲良い人。というかだいぶ親しい様子
女性
If
女性
If
女性
たまに周りの騒音で声が聞こえないが、重要な部分は聞こえた。確実に浮気だ
はいはい。そうですか。俺はいらないと?俺にバレないと思ってこんなことしてたんだな。気付かなかった俺も俺だけど
ないこ
なんて強く言っているが素直になれば、すごい辛い。今にも泣きそうだ。まろのこと大好きだったのは俺だけだったんだなって…今日会いたくて…仕方なかったのは俺だけだったんだって…そんな感情に押し潰されてしまいそうだ
辛くなって近くにある居酒屋に足を運んだ。急に家に帰りたくなくなってしまった
家に帰ると、当たり前だがもうまろは家に着いていた。ただいまという気力もなく無言で自室に向かおうとすると
If
ないこ
帰ってきたん?って…帰ってこなくてほしかったみたいに聞こえる。きっと普段ならそんなこと思わないだろう
If
そう言ってこっちに近寄ってくる。今は甘えたい気分なんだろうな。けれどそんな気持ちの余裕もない
ないこ
If
元々声が低いのに地を這うような声を出してしまった。まろも少しびっくりしているが、むしろそれくらいしか反応しないってことはもうバレてるのはわかっていたのだろうか。そんな思考が頭の中でぐるぐると回る
ないこ
If
ないこ
If
ないこ
If
この後に及んでも嘘をつくか。浮気してるのがバレて焦ってるのかな。相手は遊び相手で俺のことは本気だったとか?それもそれでそんな性格のやつと付き合えない
ないこ
If
If
ないこ
ないこ
ないこ
If
ないこ
別れる準備なんてできてるわけない。嘘であってほしい。俺の見間違いであってほしい。でもあれは確実に自分の恋人だった。あの愛おしい笑顔を見間違えるわけない。愛おしい君を見間違えるなんてない
If
If
If
そう言ってまろはリビングを出ていった。扉を閉める冷たい音がリビングに響いた
If
スマホと財布だけ持って家を飛び出してしまった。心が現実に追いつかない。冷たい雨が体を打つ。もうこの時間に人がいるわけが無い
If
If
If
そんな嗚咽は雨の音に消えていく。最愛の人。そんな人に突き放されて、今にも野垂れ死にそうなくらい辛かった
-hotoke-
-hotoke-
-hotoke-
If
-hotoke-
If
If
-hotoke-
If
情けない姿は見せれない。恋愛なんて私情だ。自分で消化するべきだ。たからこいつにも心配かけたらいけない。そう思って足を動かす
-hotoke-
-hotoke-
If
-hotoke-
If
そう言って渡されたのは-hotoke-が羽織っていた上着。それを羽織らされる。そしてそのまま-hotoke-が引っ張って自身の傘に俺を入れる
If
-hotoke-
-hotoke-
-hotoke-
子供組が-hotoke-の家にいるのだろうか…。-hotoke-が俺の腕を引っ張りながら傘を指し、手を使わずに電話をしながら急いで歩いている。器用やなこいつ
その引っ張ってくれている手を離したくなくて少しだけ握り返した
-hotoke-
初兎
りうら
猫って…俺猫やないんやけど…けれど-hotoke-が手を引いてお風呂まで連れていかれる。俺もされるがままだった
初兎
-hotoke-
りうら
-hotoke-
初兎
-hotoke-
If
お風呂から上がるとみんなが仲良く話していた。その様子をぼーっと眺めいると-hotoke-が俺に気づいて声をかける
初兎
If
初兎に促されるままみんなの間に座る。すると、隣のりうらからマグカップを渡され、見るとスープが中に入っていた
りうら
If
-hotoke-
初兎
そうして3人がいただきます〜!と元気に言いながらスープを啜っている。俺も小さくいただきますと言ってスープを口に入れる。温かさがさっきまで冷えていた心へ広がっていく
If
-hotoke-
If
初兎
りうら
-hotoke-
目の前で早々と色々決まっていく。決まっていくのが早くて目が回りそうだ。若さってすごいな
初兎
If
りうら
If
初兎
-hotoke-
りうら
-hotoke-
そしてそのままテレビの前に布団を持ってくる。1人はソファで寝ることになるらしい。そして俺を抜いた子供組でジャンケンをして負けた-hotoke-がソファで寝ることになった
-hotoke-
初兎
-hotoke-
そう言ってワーワー言っているいむしょーの2人。それを他所に最年少が俺のところに来る
If
りうら
If
りうら
りうら
If
りうら
If
りうら
俺より少し小さい体。年齢も俺よりだいぶ下。けれどその体は暖かく、俺の背中を撫でる手もとても暖かった。その優しさにまだ触れていたくて少しだけ強く抱きしめる
りうら
そのまま俺は眠ってしまった
-hotoke-
りうら
初兎
-hotoke-
りうら
初兎
-hotoke-
ないこ
何に舌打ちしているのだろう。自分でもよくわからない。
浮気を認めなかったまろに対して?
この期に及んでも違うと否定してきたまろに対して?
ううん
ないこ
ないこ
まろは出ていってしまった。荷物を持たずに1人で。大丈夫かな、知らない人から声掛けられて危ない目にあっていたらどうしよう。なんて不安が頭をよぎる
自分から突き放したくせになにを。あいつは浮気したんだ。慈悲なんていらない
それでもやっぱり好きで、心配してしまう。相変わらず俺も俺だ。あんなことを言っておいて結局好きだなんて…めんどくさいやつだな我ながら
そんな自分にまたイライラする
\ピンポーン/
ないこ
ないこ
もしかしたら帰ってきてくれたのかもしれない。あの声が。まろのあの声がまた聞ける。そんな期待を胸にドアを開けると
悠佑
ないこ
ないこ
そこにはびしょ濡れのあにきがいた。長髪が濡れてツヤツヤとしている。水も滴るいい女、いやいいあにき?なんでもいいけどなんかかっこよかった
ないこ
水も滴るいい女で思い出すのはやっぱりまろのこと。まろ…傘持っていったかな…今びしょ濡れで外にいるのかな…
悠佑
ないこ
とりあえず目の前のあにきが風邪をひいたら困る。グループの高音担当、筋肉担とu…歌うまお兄さんとして風邪をひいて喉を痛めたら大変だ
でもやっぱりまろのことが頭から離れなかった
悠佑
ないこ
悠佑
悠佑
ないこ
今頃何してるんだろう。どこにいるんだろう。大丈夫かな…さっきからずっとこんなことを思っている
悠佑
ないこ
できるだけ明るく接する。あにきにこの問題は関係ない。少なくとも直接的には関係してない。メンバーとしては関係しているけど、俺たちの問題だ。巻き込むことはしたくない
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
やっぱり最年長には勝てないな。もちろん俺がリーダーだけど最年長として沢山支えてもらっている。だからこそこういうことにも強い。そして俺も話すことが出来る。そうして俺は話し始めた。
悠佑
ないこ
悠佑
そうしてあにきはスマホを見せてきた。そのスマホにはまろと歩いていた女性のピン写が映っていた
ないこ
悠佑
ないこ
ないこ
悠佑
するとさっきの写真が遠ざかっていく。さっきの写真はあにきとまろと従姉妹さんが3人で撮った写真を従姉妹さんだけ拡大した写真だったのだ
ないこ
俺…なんてことしてしまったのだろう。まろにあんなこと言ってしまった。責めてしまった…けれど
ないこ
そうやって言ってくれたら、ちゃんと証拠見せてくれたら良かったのに。なんで…
悠佑
悠佑
悠佑
悠佑
そうか、だからまろは話してくれなかったんだ。従姉妹さんだって話してもそれ以前に別れたいんだって思ったのだろう。あぁ、なんて最低なことしたんだろ…
なんで信じきれなかったんだろ…
ないこ
悠佑
ないこ
ないこ
ないこ
大粒の雨が体に打ち付けられる。傘なんて持ってる余裕ない。今すぐ君に会いに行きたい。君に謝りたい。君に好きだと伝えたい
ないこ
ないこ
けれど君の姿はない。どこを探しても、どんなに走り回ってもどんなに首を振っても見当たらない。雨の音で君の音がかき消されて、まるで隠されてしまったようだ
ないこ
ないこ
悠佑
後ろからあにきが傘を持って追いかけてきてくれた。髪の毛だってまだ乾いてないはずなのに。本当に優しいよな
ないこ
ないこ
悠佑
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
そのまま俺はその場に崩れ落ちた。もう全身が濡れていて、洋服が体にくっついている。地面の冷たさすら感じない
悠佑
悠佑
悠佑
するとあにきはしゃがみこんで俺に傘をさしてくれた。俺の体に打ち付けていた雨は傘に当たり、傘から重い音が聞こえてくる。あにきから伸びた手を取り、俺は家に帰った
If
雀の鳴き声と朝日で目が覚める。見慣れない景色。隣で眠るメンバー。そういえば昨日…
-hotoke-
-hotoke-
If
-hotoke-から渡されたコーヒーをずずっと啜る。苦味で少し目が覚める。隣を見ると初兎とりうらはまだ寝ている。仲良くおでこをくっつけあってすやすやと寝息を立てている
そんな様子を微笑ましそうに見ながら-hotoke-は朝食を作っていた。こいつ意外とこういう時ちゃんとしてるんやな
-hotoke-
If
-hotoke-
If
-hotoke-
If
-hotoke-
If
-hotoke-
-hotoke-
水色の瞳が俺を捕える。澄んだ水色が俺を取り込みそうだ。その瞳に従い、俺は全て話した
-hotoke-
If
-hotoke-
-hotoke-
-hotoke-
If
-hotoke-
If
-hotoke-
-hotoke-
If
-hotoke-
If
-hotoke-
初兎
-hotoke-
初兎
If
-hotoke-
初兎
-hotoke-
すると後ろから急に重みを感じた。腰あたりに回った腕。小さめの身長。分かりつつも振り返ると
りうら
If
りうら
初兎
りうら
-hotoke-
初兎
そんなやり取りを目の前でしているいむしょー。けれどお構いなくりうらはおれにくっついたまま
If
りうら
If
りうら
こういうところが最年少らしいなと思う。いつも天才だのなんだの言っているけど意外と甘えてくる。猫みたいやな
そんなことをして、みんなで朝ごはんを食べて俺はhotokeの家を後にした。こいつらがメンバーで本当に良かった
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
悠佑
If
ないこ
あー俺…生きてるかな…頭がぼーっとする。何も考えられない。咳も酷くなってきた。でも意識の中で、朦朧としてる中ではっきりしていることが1つ
ないこ
ただそれだけだった
If
ないこ
If
ないこ
If
ないこ
If
ないこ
急に起き上がろうとした時咳が出て動けない。でも急いで謝らないと。言わないと…
If
ないこ
If
If
ないこ
そう言って君は俺から離れて、ベットの端にちょこんと座る。やっぱりグローバルサイコパスぽえぽえお兄さん。サイコパスだけどエリートだから。ちゃんとわかってる。でもね、俺そんな大人じゃないの。早く言いたいんだよ
ないこ
If
ないこ
If
ないこ
ないこ
ないこ
If
If
青色の瞳から流れる透明の雫。君の頬を伝い、床へと落ちる。その雫を必死で拭っている。その姿でさえ愛おしい。君がこんなに好き
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
If
If
ないこ
そう言って君は俺に飛びついてきた。「これからも一緒に居てくれますか」って聞くつもりだったのに…先に返事されちゃったなぁwでもそんなところも可愛い
If
ないこ
リップ音が部屋に響いた
ちなみにこれが原因でIfさんに風邪が移ったのはまた別のお話
コメント
1件
素敵すぎます✨あ、初コメ失礼しますwほんとにお話が神で😇✨💕泣いてしまいました✨