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昼食になり、皆が食事している。
ベックマン
シャンクス
ベックマン
シャンクス
ベックマン
シャンクス
シャンクスとベックマンは小さな声で話している。
ウミ目線
ヤソップ
ウミ
ルゥ
ライム
シャンクス
ベックマン
先程まで話していた2人が会話に入ってきた。
それからしばらく経った頃。
「お頭!!お頭居るか!?」
1人のクルーがシャンクスを探して走る。
ベックマン
シャンクスと一緒にいたベックマンが尋ねる。
「ウ、ウミに…ウミの奴に……!懸賞金がァァ!」
クルーはウミの手配書を広げ見せ、シャンクス達は飲んでいた酒を『ブーッ!』と吹く
ホンゴウ
ライム
『8000万!?』
ベックマン
ルゥ
シャンクス
シャンクスの酒を持つ手が驚きで震えている。
ヤソップ
すると、船室の扉を開け、ウミが入ってくる。
ウミ
ホンゴウ
ホンゴウがウミに手配書を見せる。
ウミ
ベックマン
ウミ
ウミの頭が混乱中。
ウミ
それからウミ、そしてクルー達は騒ぎ出し、夜には宴が行われた。
シャンクス
そして宴が始まりしばらく経った。
シャンクス
ウミ
シャンクス
ウミ
ウミがシャンクスを引いている
シャンクス
シャンクスは酔ったせいか、呟いている。
ウミ
シャンクス
シャンクスは黙ったまま、ウミの頭を撫でた。
そしてクルー達、ウミは寝入っていた。
ベックマン
シャンクス
ベックマン
シャンクス
ベックマン
シャンクス
ベックマン
シャンクス
ベックマン
シャンクスとベックはルウの上で大の字になりねているウミを見る。
シャンクス
ベックマン
シャンクス
ベックマン
シャンクス
ベックマン
シャンクス
ベックが心底引いた顔でシャンクスを見る。
これはウミの夢の中。
エースが死んだあの日から毎日見る夢。
1度だって、熟睡出来たことがない。
その夢には必ずエースが出てくる。
何を喋るわけでもなく、ただ暗い海の方へウミを導くように動いている。
ウミ
きっとウミに意識はないのだろう。
今思えば、これも夢なのかどうかも定かでは無い。
寒い海の上を漂うレッド・フォース号
空には星の一つも出ていない。
真っ暗な漆黒の空には気味の悪い程真っ赤で大きな月が出ている。
その下をエースはゆっくりと甲板の方へウミを導く。
ウミ
そのまま、先へ行く顔の見えないエースの面影を追うように欄干へと登り、足を踏み外しそうになった時、いつもならここで浮遊感に見舞われ、飛び起きてしまうが、 この日は何故か、欄干に足をかけた時に後ろが誰かに優しく腕を掴まれた。
まるで、冷たい海に落ちてしまうウミを守るように。
その手の温もりをウミは知っている。 誰かだったかは脳が起きていない今のウミには思い出せないが、大好きだったことは覚えていた。
そして次の日、ある島へ赤髪海賊団が来ていた。
ルゥ
ウミ
ルゥ
ウミ
ウミは返事をするとすぐさま走り出す。
ルゥ
ヤソップ
ルウ達と分かれた後のウミ。
ウミ
ウミは歩きながら探している。
そして丁度良い広さの場所を見つけ体を動かそうとする。
ウミ
それからウミは時間を忘れ、修行にのめり込んでいた。