ゾム
紫音…怒ってるかな……
ぼ……らは……いる
ゾム
この声、紫音の声や
ゾム
タッタッタッ
ゾム
| ू'-')
紫音
僕らは命に嫌われている
紫音
価値観もエゴも押し付けて
紫音
いつも誰かを殺したい歌を
紫音
簡単に電波で流した
紫音
僕らは命に嫌われている
紫音
軽々しく死にたいだとか
紫音
軽々しく命を見てる
紫音
僕らは命に嫌われている
ゾム
(紫音…)
紫音
!!ゾム!!
ゾム
あ…
ゾム
タッタッタッ
ゾム
(俺なんで逃げとるんや?)
ゾム
(ただ仲直りしたいだけやのに)
紫音
仲間に逃げられるなんて私ダメ人間だな
ゾム
ピタ
ゾム
し、紫音……
紫音
ゾム行ったんじゃないの?
ゾム
お、俺…紫音が自分を傷付けたの…なんかあったと、病んでると思ったのに……避けてしまった…
紫音
そんな事…
紫音
確かに私は自分を傷付けた
紫音
私が私を傷付けた意味、わかる?
ゾム
……
紫音
実はあれね…
紫音
ブリ子ちんが私を傷付けたの
ゾム
!?
紫音
ブリ子ちんは私を心配するフリをして皆が居ないところで私を殴ったり蹴ったり…
紫音
私の弟玲音が来た時も私居なかったでしょ?
紫音
あれブリ子ちんが私を行かせないようにしたの
ゾム
でもこの前……
紫音
あ〜、あれね
紫音
あれは演技よ演技
ゾム
せやったん……
紫音
ゾムは私の心配よりも仲間の心配をしてあげて
ゾム
わかった……
紫音
(これで、楽になれる……)
ゾム
ギュ
紫音
…え?
紫音
な、なんで……
ゾム
紫音も仲間や!!
紫音
ゾム……ありがとうポロポロ
ゾム
皆の所へ戻ろ?な?
紫音
で、でも……
ゾム
ええから!!
紫音
う、うん!!