彩花
いざ入ってみると…
優
クソでけぇな
透
同じような壁なので
透
どこにいるのかわかんなくなりました。
彩花
行き止まりのところとかに
彩花
鍵とかありそうだよね。
優
いやぁ…まいっちまうな。
透
皆さん…静かに…。
???
ウウウウウ。
彩花
この声…
透
あの女の子です…。
優
どうすんだよ…あいつがどこにいるかわかんねぇのに…
透
声は遠ざかってます。
透
ゆっくりと進みましょう。
彩花
こっちは行き止まりだよ…
優
じゃあ引き返すか…。
女の子
ウウウウウ。
透
こっちに来てます…。
優
おい、どうすんだ?
透
………。こっちに…。
優
そっちはダメだ!
そう言って逃げてった先は
出口直前の一本道だった
女の子
イヒヒヒヒヒヒ!!
優
な、あいつ!
後ろからあの女の子が追ってきたのだ
彩花
あ!か、鍵が!
優
おいおい!もう通り過ぎたぞ!
彩花
私!取ってくる
優
待て!俺が行く、早く出口にいけ!
優は女の子がいる方向へ走っていった
三分後…。
優
な、何とか…振り切った。
優は傷だらけで迷路から出てきた。
彩花
その怪我…
優
ひっかかれただけだ。
優
そんな酷くはない。
透
無事で何よりです。
彩花
鍵はどうする?
透
入口まで行って開けに行きましょう
優
てことは…鍵はあと3つあんのか…。
透
とりあえず入口に行きましょう。
続く。






