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テラーノベル(Teller Novel)

主たそ

やあやあ

主たそ

久しぶりに小説をかいていこうと思うぜ☆((?

主たそ

今回長めに書くます

主たそ

てか、前バレンタインだったよね~

主たそ

主には無関係のイベントだね☆

主たそ

しかも、テスト一日前だったっていうw

主たそ

けど、今日友チョコをしようということになって~

主たそ

急遽作ったんよね

主たそ

ガトーショコラ

主たそ

やっぱこう見えて女子力あるんよね(^_-)-☆

主たそ

あ、主の話なが杉田玄白

主たそ

じゃ7話へれっつご~!

??

ホームルーム始めるぞ~!

聞こえてきた声にハッとなった僕が慌てて前を向くと、 教卓には、源先生が立っていた。

ころん

(また、だ…)

また、この夢。

中学三年の、まださとみくんがいた時の―夢。

ころん

(まさかとは思うけど、今日は…)

源健一

それじゃあ今日は委員会決めするぞー

源健一

とりあえず学級委員長と副委員長な

ころん

(やっぱり…)

源健一

決め方は…くじ引きでいいだろ。

源健一

大当たりが委員長、当たりが副委員長ってことで

さとみくんがかいた日記と同じ内容の、夢…。

偶然…?それとも…。

ころん

(そんなわけない!)

たまたま日記を読んだ後に寝ちゃったから… そうに決まってる。

そうじゃなきゃおかしいじゃん…。 過去を夢で、繰り返すなんて……。

??

次、ころちゃんの番ですよー?

ころん

え、あ―うん

気がつくと僕の順番がきていた。

ころん

(過去の通りなら…この後、当たりを僕が引くはず…)

ころん

あ、あのさ!

??

え?

僕は思い切って隣の席の友人—るぅとくんに声をかけた。

ころん

あのさー、僕ちょっとトイレ行きたいから先くじ引いといてくれない?

るぅと

いいですよ!先生にバレないうちに帰ってきてくださいね?

ころん

ありがと!

そっと席を立った僕は、先生に気づかれないように廊下へでた。

ころん

はぁ…

何が変わるか、何も変わらないかはわからないけど…。

このまま同じように過ごしていても何もわからない。

知りたい。

今どういう状況で、僕の身に—あの日記帳に、何が起こっているのかを…。

??

あれ?えっと…青井、だっけ?

廊下に座り込んで考え込んでいると、 思いがけない人から声をかけられた。

ころん

……

さとみ

ん?

ころん

あ、えっと…桃田、くん…?

目の前には、三年前のさとみくんの姿があった。

さとみ

そー、桃田くんですw

さとみ

何してんの?こんなとこで

ころん

え、あ…それは……

さとみ

もしかして体調悪い?せんせー呼ぶ?

こんな記憶、僕にはない。 忘れているだけでは、ないはずだ。

じゃあ、やっぱり…。

さとみ

青井……?

隣でさとみくんが心配そうにこちらを覗いていた。

ころん

あっ、えっと…違う!

ころん

トイレ行って帰ってきたんだけどなんとなく入りづらくて…

それっぽい理由を言ってみると、 さとみくんは一瞬びっくりした顔をした後—いたずらっぽく笑った。

さとみ

わかるわかる。俺もそういう時あるよw

ころん

あるよね~!よかった~!

ころん

そういえば、桃田くんはなんで外に?

さとみ

それ、は…

ころん

…?

僕の言葉に、なぜかさとみくんは口ごもってしまった。

ころん

(変なこと、聞いたかな?)

目の前のさとみくんの反応に不安になっていると… さとみくんはニッと笑って言った。

さとみ

ちょっと屋上でサボりw

ころん

え、そうなの…?w

笑うさとみくんにホッとする。

一瞬曇った表情が気になったけど—けれど今の僕には、聞くことができない。

さとみ

中、入る?

ころん

あ、うん!入ろ!

後ろのドアをそっと開けて静かに教室に入ったつもり—だった。

二人並んで教室に入る僕たちを、着席していたクラスメイトと ニヤニヤした源先生が見つめていた。

ころん

え、えぇ!?

源健一

おかえり、お二人さん。

源健一

あと二枚くじ残ってるぞー!

どうやら廊下で話をしているうちに、 くじは僕たち以外引き終わってしまったらしい。

ころん

(まさか…)

源健一

さーて!どっちが委員長で副委員長かな―!!

さとみ

チッ

さとみ

もういい!引くぞ!青井

ころん

あ、うん

そして、二人せーのでくじを引いた。

結局は……

源健一

学級委員長は桃井に副委員長は桃田になった!よろしくな!

抗ったのに、何も変わることなく 過去の、日記の通りに僕たちの物語は綴られていった。

ころん

(でも、そうだよね)

過去は過去だ。変わるはずがない。

変わっていい、はずがない。

けれど僕はまだ気付いていなかった。

過去が変わっていっていることに。

—物語が動き出していることに。

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コメント

2

ユーザー

続き待ってます

ユーザー

すごい面白いです!

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