ミロ
どうも、こんにちは
ミロ
時間が経つのが速く感じます
ミロ
授業中はすごく遅く感じるんですけどね
ミロ
それては、どうぞ
ut side
ut
あれ…おかしいなぁ
俺のスマホには画質の荒い薄暗い部屋が映されている
ut
モモちゃんもう出てしもぉたんか…
その部屋は幼馴染の坂下 モモの部屋
ut
しっかし、なんでこんなに画質荒いんや?
ut
寿命かぁ?
ut
新しいの作るか
ut
今日は学校早退しよ…
ut
とんちになんて説明しよかな…
そんなことを呟きながら家を出た
ut
あ、トントーン!!
tn
なんや大声出して
ut
僕今日早退するからみんなによろしこ♡
tn
は?何言うとん…ちょ!待てや!
トントンの制止の声を聞かずルンルンで学校を出た
ut
どれがええかなぁ…あ、これ好きそうやな…
昼間のショッピングモールで人形売り場を彷徨う
ut
お!でっかいのがあるやん!
俺が目をつけたのはでっかいクマの人形
大きさ故にそこそこ値段の張る物だ
だが、恋は盲目というもの
値段なんて気にせず即決した
ut
モモちゃん喜ぶかなぁ〜♪
ut
おし…よいしょ…
買った人形を持って帰り目の部分をくり抜く
そこにカメラを仕込みもう一度元に縫いつける
これを上手くするために母親に頼んで縫い物の修行までしたため
縫い目が綺麗に隠される
誰がどう見てもただの人形に見えるだろう
ut
ふふ、小二の時より上手いんやない?
ピーンポーン
母
はーい
ut
あ、どうも鬱島ですぅ♪
久しぶりにモモと話せる
考えれば考えるほど口角が上がっていく感覚がする
母
あら鬱くん♡今開けるから待っててね〜
ut
お邪魔しまーす
母
さ、さ!上がって上がって♡
さっきからモモちゃんの姿が見えない
学校が終わって家に着く時間なはずやのに…
ut
あのぉ〜モモちゃんっております?
母
あら…モモはまだ帰ってないわよ?
ut
えっ、じゃあ出直しますわ
モモちゃんのいない家に用はない
てかこのババアに用はない
母
あら?いいのよ!帰ってくるまでゆっくりしてて…?
あー…どないしよ
まぁ、すぐ帰ってくるやろうし待つか
はよ帰ってきてやぁ…
ミロ
今回は長い回でしたね
ミロ
次回はもう少し短くなる予定なので
ミロ
お楽しみに
ミロ
それではオツミロ