ミロ
ミロ
ミロ
ミロ
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俺のスマホには画質の荒い薄暗い部屋が映されている
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その部屋は幼馴染の坂下 モモの部屋
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そんなことを呟きながら家を出た
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トントンの制止の声を聞かずルンルンで学校を出た
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昼間のショッピングモールで人形売り場を彷徨う
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俺が目をつけたのはでっかいクマの人形
大きさ故にそこそこ値段の張る物だ
だが、恋は盲目というもの
値段なんて気にせず即決した
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買った人形を持って帰り目の部分をくり抜く
そこにカメラを仕込みもう一度元に縫いつける
これを上手くするために母親に頼んで縫い物の修行までしたため
縫い目が綺麗に隠される
誰がどう見てもただの人形に見えるだろう
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ピーンポーン
母
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久しぶりにモモと話せる
考えれば考えるほど口角が上がっていく感覚がする
母
ut
母
さっきからモモちゃんの姿が見えない
学校が終わって家に着く時間なはずやのに…
ut
母
ut
モモちゃんのいない家に用はない
てかこのババアに用はない
母
あー…どないしよ
まぁ、すぐ帰ってくるやろうし待つか
はよ帰ってきてやぁ…
ミロ
ミロ
ミロ
ミロ
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