世界は後少しで終わるらしい 地球は死ぬらしい
家では、母も父も絶望し泣いている
外でもこの世の終わりに絶望した人々が 荒れ狂い、町を壊し始めた
主人公
まぁ、どうでもいいけど(ボソッ
私は、ベットから起き上がり 制服を着たまま外へ出かけた
昼間なのになんだろう なんだろうこの気分
歩いている途中で泣きながらお母さんと歩いている男の子とすれ違った
男の子
やだぁー!!
僕まだ死にたくないー!!
僕まだ死にたくないー!!
男の子
死にたくないよー!!!!
すれ違ったあともその子の声は聞こえた 私は立ち止まった 周りに人はいない
主人公
あ、そっか、
私死ぬんだ
私死ぬんだ
主人公
みんな死ぬのか
それが、わかった時 笑えてきた
主人公
じゃあ、あいつも死ぬのか!!
主人公
私にあんな事を、
あんな言葉を言った、
あんな言葉を言った、
ーーー
ひめか
あれ、私何て言ったけ、
新人小説家の私はをいじめられっ子が主人公の小説を描き始めた
あらすじをプロデゥーサに話したところ 結構好評で気合いが入っている
ひめか
うーん、この後どうやって話繋げようかなー、、
ひめか
てか、いじめられっ子が言われた言葉どうしよう
カチカチと、 試行錯誤しながらキーボードで文字を打ったが、言葉が見つからない
ひめか
うーん
ひめか
まあ、ちょっと気分転換でもするか
キーボードから手を離したその時
カチッ
ひめか
え、?
確かに聞こえた 文字を打つ音が
思わず、パソコンに目をやった
主人公
私にあんな事を、
あんな言葉を言った、
k
あんな言葉を言った、
k
ひめか
え、嘘、何これ?!
パソコンから目が離せない
次の瞬間ー
カチカチカチカチカチカチカチカチカチ
次々と文字が打たれていく
主人公
君何て生きなくていいよ
いらないんだよ!!
いらないんだよ!!
主人公
学校来んなよ
おいっ!!!
おいっ!!!
主人公
死ねよ!!!!
ブスが!!
ブスが!!
ひめか
何よ!何よこれ!!!
なんなんだよ!!!
なんなんだよ!!!
その時視界が真っ暗になった
女の子
ねぇねぇ、
今ツキッターで見たんだけど、
小説家の坂本ひめか、家で変死したらしいよ
今ツキッターで見たんだけど、
小説家の坂本ひめか、家で変死したらしいよ
女の子
がち?!なんか怖くね?
まぁ、私あんまりすきじゃなかったんだけどー
まぁ、私あんまりすきじゃなかったんだけどー
女の子
私も、なんかねー
小説読んだことあるけど、なんかねー
小説読んだことあるけど、なんかねー
女の子
ネットで見なんだけど、坂本ひめか高校生の時いじめっ子で1人の女の子を自殺まで追い込んだらしいよ
女の子
そうなん!?でも、なんか納得しちゃう笑
女の子
それな?
主人公
殺ったね