これは僕が
大っ嫌いだった人に心を奪われた話。
生徒会室
るぅと
ころん
るぅと
ころん
ころん
るぅと
莉犬
莉犬
るぅと
るぅと
ころん
僕はるぅと会長のことが大っ嫌い
僕にだけあたりが強いし、口も悪い
莉犬
るぅと
莉犬
ころん
るぅと会長と2人きり…
き、気まずい…
るぅと
ころん
やば、変な声出た…
るぅと
ころん
ころん
るぅと
“コーラ”って答えようとしたけど
子どもみたいってからかわれるのが嫌で嘘をついた
るぅと
るぅと
ころん
るぅと
るぅと会長も僕と同じコーヒーだ…
ころん
苦い……
コーヒーを置いてふと顔を上げると、
るぅと会長と目が合った
ころん
るぅと
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
るぅと
ころん
るぅと
ころん
ころん
るぅと
るぅと
ころん
ころん
るぅと
るぅと
ころん
るぅと
ころん
本番も屋上に呼び出して告白するらしい
僕はるぅと会長に連れられ、屋上に来た
ころん
るぅと
ころん
真剣な表情で見つめられる
るぅと
ころん
るぅと
るぅと
るぅと会長の表情は、真剣だけれど赤かった
ころん
るぅと
ころん
るぅと
ころん
そんなくだらないやり取りをして、2人で学校を出る
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
るぅと
莉犬
るぅと
莉犬
……。
相変わらず仲良いな、あの二人
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
莉犬
るぅと
ころん
パチッ(目が合う)
るぅと
ころん
るぅと
莉犬
るぅと
るぅと
莉犬
ころん
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
笑顔のるぅと会長に頭を撫でられる
ころん
莉犬
ころん
ころん
るぅと
るぅと
ころん
莉犬
るぅと
莉犬
なんか……
モヤモヤする
帰り道
莉犬
るぅと
莉犬
るぅと
仲良さそうに話す二人の後を歩く僕
ころん
ころん
莉犬
るぅと
ころん
るぅと会長と2人きり
ブオオオオ
車通りの激しい細めの道
ころん
るぅと
るぅと
咄嗟にるぅと会長が僕の手を引っ張り、猛スピードで来た車を避けた
ころん
車には当たらなかったけど、ぼーっとして歩いていたせいで体が震える
るぅと
心配そうな瞳で僕のことを見つめる
ころん
るぅと
なんで
こんなに優しいの?
どうして
モヤモヤするの
ころん
数秒間、抱きしめられたままだった
るぅと
ころん
静まり返った暗闇の中で
るぅと
大嫌いな人と…
るぅと
手を握られて、放たれた言葉
ころん
るぅと
るぅと
また抱きしめられて
さっきよりも優しい温もりに包まれて
ころん
拒否しない体を、僕の心臓の音が
これを“恋”だと呼んだ
ころん
コメント
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り…い…く…ん……、、