孤児&不穏な表現あり
ガキの頃はよく腹を好かせていた
何も食える物はねぇし 寒さや暑さを防げるものもなかった
俺はただボロボロになった服と 捨てられた食べ物を漁っていた
だがある日、奇跡が起きた
彼奴だ、彼奴に出会ったんだ
ゼクロム・サウザリード
ねぇ、君大丈夫かい?
ハウヴァント・スカルヴォール
……は
ハウヴァント・スカルヴォール
アンタ誰だよ…
ゼクロム・サウザリード
私はゼクロム・サウザリードって言うよ
ゼクロム・サウザリード
君の名前は?
ハウヴァント・スカルヴォール
…………ハウヴァント・スカルヴォール……
ハウヴァント・スカルヴォール
これで良いかよ
ゼクロム・サウザリード
うん、良い名前だね
ゼクロム・サウザリード
という事でよろしく
ヴァント
ヴァント
ハウヴァント・スカルヴォール
は?
ハウヴァント・スカルヴォール
俺は別にアンタと
仲良くする気は……
仲良くする気は……
ゼクロム・サウザリード
さあ準備を
しようじゃないか
しようじゃないか
ゼクロム・サウザリード
君の部屋も服も食べ物も
ちゃんと用意してるから
安心してくれたまえ
ちゃんと用意してるから
安心してくれたまえ
ハウヴァント・スカルヴォール
そういう話じゃねぇよ!!
そうして俺はズルズルと 引きずられるように
ゼクロムの野郎に家へと案内された
ハウヴァント・スカルヴォール
……随分と懐かしい話だな
ゼクロム・サウザリード
そうかい?
私にとってはつい昨日の事
だとばかり思ってたけど……
私にとってはつい昨日の事
だとばかり思ってたけど……
ハウヴァント・スカルヴォール
時間の管理能力
バグってんのか?
バグってんのか?
ハウヴァント・スカルヴォール
はぁ、まぁ感謝してるよ
ハウヴァント・スカルヴォール
ありがとな
ゼクロム・サウザリード
ふふっ、どういたしまして