羽美
zzz.
ー 幼少期 ー
母
なんで言うこと聞けないのっ!
羽美
ごめんなさい!
羽美
ごめんなさいっ!
母
ここに居て!
母
あんたの顔なんか見たくないわ!
羽美
嫌だ!いゃ、
ガラガラガラガラ、ガチャ
羽美
(鍵閉められた、?)
羽美
ドンドン!((
羽美
出して!お母さん!
羽美
もうしないからっ!
羽美
ごめんなさい、ごめんなさい、
羽美
グスッグスッ、((
なに泣いてんのー?
羽美
ビクッ
羽美
え、だれ?
僕はね!
ウミ
ウミって言うの!
羽美
私と一緒の名前だ、
ウミ
えぇー!
ウミ
君もウミって言うんだー!
ウミ
おそろいだぁー!
羽美
そうだ、ね。
ウミ
で、話戻るんだけどさ!
ウミ
なんでウミはここに居るの?
ウミ
こんなさむーいのにさ!
羽美
それは、お母さんに怒られたから、
ウミ
そんなことでぇ?
ウミ
親厳し!
羽美
そうかな?
ウミ
うん!
ウミ
あ、でも鍵閉まってないから
ウミ
開くんじゃない?
羽美
それが、閉められて、
ウミ
えぇーー
ウミ
それじゃ僕開けてあげるよ!
羽美
え、出来ないよ。
ウミ
大丈夫だってー!
羽美
ほんと?
ウミ
うん!でも約束して?
羽美
うん?
ウミ
絶対に見ちゃいけないこと。
ウミ
僕が見ちゃダメ。って言ったらね!
羽美
うん。
ウミ
もうひとつ。
ウミ
僕のことを誰にも喋っちゃいけない
羽美
お母さんにも?
ウミ
うん。
ウミ
喋ったら、消えちゃうの。
羽美
わかった。
ウミ
最後ね。
ウミ
僕と契約してくれること。
羽美
けい、やく?
ウミ
そう。契約。
ウミ
苦しい時にいつも助けてあげれるの!
羽美
すごい、!
ウミ
でしょ?
羽美
今契約するの?
ウミ
今でもいいよ!
羽美
じゃあやる!
ウミ
じゃあ最初に握手!
羽美
はい!((ギュッ
ウミ
次におでこを合わせる!
羽美
はい!((ピトッ
ウミ
最後に目を閉じる!
羽美
ん!((ギュッ
ウミ
行くよ?
羽美
うん!
パチンッ
羽美
バタッ((
ウミ
......
ウミ
ククク、
ウミ
あはははははっ!
ウミ
これでこの身体はっ!
僕の物だ!
ウミ
これからが楽しみでしょうがない!
ウミ
久しぶりの人間の身体♡
ウミ
僕を楽しませろよ♡
羽美♡
羽美
パチッ((、!
羽美
はぁ、はぁ、
羽美
あの日記の持ち主は、
ウミ
クスッ、