主
主
主
主
主
ねあ
ねい
ねあ
ねあ
ねい
ねい
地雷さん回れ右 BLありエッッなし(多分) 主人公nrくん→後半smさん 昔は同居、今は別居想定 nrくん東京、smさん北海道設定 ご本人様とは関係なし ご本人様はもちろん、他の方に迷惑かけないこと
ねい
ねあ
主
声が、震える
聞いてもいいのだろうか
迷惑だとわかっていても聞いてしまう
"こたえ"が同じだと知っていても
nr
sm
sm
sm
nr
nr
nr
わかっていた
smくんが最近いつも忙しいことなんて
でもまた
少し昔のように一緒に遊びたかった
sm
sm
nr
あぁ、終わってしまう
大好きな人との会話が
手が届きそうで届かない距離にいる
憧れの人
sm
nr
そう言って通話を切る
nr
nr
何を言っても届かない
そんなことくらいわかってる
nr
瞬間くしゃみが出る
凍えるほどの寒さにようやく気づき、布団に包まる
smくんはもっと寒いであろう北海道にいるという
nr
そう呟き、ようやっと僕は目を瞑った
早朝7時30分
僕は自分の荷物を持って空港にいる
足元には溶け始めた雪
少し肌寒いかと思ったけどちょうどいい温度だった
ちょっと早いけど搭乗口に向かう
sm
CA
早く行きたいという気持ちを抑えながら、飛行機へ向かう
少し、いやだいぶ子供っぽいなと苦笑いしながら
飛行機から見る北海道は東京とあまり変わらないように見えた
まあ高い建物とかは無い訳だが
それでもやっぱり違うところはあって
改めて思い知らされる
sm
自分の座席を見つけて座る
朝1番のを選んだはずなのに割と人が多かった
まあ、そんなもんか
と僕は気にせずイヤホンをする
飛行機のアナウンスがなり止むのを聞き届け、シートベルトをした後、ゆっくりと目を閉じた
1時間40分
長い長い時間を経て僕は
東京に、戻ってきていた
長時間座っていたことによる腰の痛みを痛感しながら僕は歩き始める
北海道と違って雪もなく、暖かい
これで寒いと言っていた前の自分に驚くくらい、暖かい
彼の顔を思い浮かべる
少し昔の頃、一緒に桜並木をゆっくりと歩いた彼の顔を
とても儚かったのと同時に眩しいくらいきらきらと輝いて見えたんだ
思わず僕は走り出す
sm
大好きな人に早く会うために
sm
駅から徒歩10分
昔ならこんなに遠く感じなかったはずなのに
深呼吸を何回かしてようやく落ち着いてきた
だが、息は落ち着いても心臓は落ち着かないようで
ドクドクとうるさく鳴り響いていた
寒くもないのに震える指
指だけでなく全身震えているのは懐かしさからだろうか
そんなことはどうでもいい
今はただ、君に会いたい
ゆっくりとインターフォンを押す
少し待つ
そわそわして落ち着かず、もう一度鳴らそうと手を持ち上げた時
ガチャっと響く音
久しぶりの君と目が、あった
nr
扉を開けた君がめいっぱいに目を見開く
そんな姿も大好きだったなぁと顔がほころぶ
sm
姿を見れただけで嬉しさがグッと込み上げてくる
nrくんは何も言わない
口をぽかんと開けたまま動けないの方があっている
そんな姿も可愛くて
sm
そう言ってようやくnrくんは口を開く
nr
目にいっぱいの涙をためながら
僕に抱きついてきた
僕もnrくんを抱きしめ返す
nr
sm
やっとの思いで帰ってきた日常
やっとの思いで届いた日常
君の手が届くまで約0センチ
主
主
nr
sm
主
ねあ
ねい
主
ねい
主
主
主
主
主
ねあ
ねい
sm
nr
コメント
3件
こうゆうのめっちゃ好き!
ちょっと展開早すぎたかな…