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3学期が始まります
私の高校は 部活入部は絶対
色んな部活の子に 入部しないかと 声を掛けられる中
けい
私
休み時間になると 隣りのクラスから じんが走って来て
じん
私
そんな日々
職員室に呼ばれる
私
担任の先生に 1月中には 部活に入部するように
と、釘を刺される
幽霊部員 名前だけ入部して たまに顔を出せば良い くらいの部活はあって
そうしようかとも思う
職員室から 出ようとした時 剣道部の顧問の先生に 声を掛けられる
私
剣道部のマネージャーとして 戻ってこないかという話
私
そう言って 返事を待ってもらった
その日の学校帰り
じん
私
じん
私
じん
私
じん
私
じん
私
じん
私
じん
私
じん
私
じんの言葉が嬉しくて 不覚にもドキッとした
じんと公園に寄り ベンチでおしゃべり
じん
私
じん
私
じん
私
2人で?最高? それで笑う!? 可愛いすぎん?
30分程喋って
じん
私
じん
私
じんの放つ言葉 一つ一つに ドキドキ
じん
私
じん
キュン♡ とかしたりして
じん
私
単純です 私の脳みそも思考も
じん
私
部活に行かなくなり もうすぐ2ヶ月になる
次の日、顧問の先生に ”マネージャーとして戻る” と、話した
大歓迎で喜んでくれた
担任の先生も 安堵していた
2ヶ月ぶりの剣道部
恥ずかしさと 気まずさと 緊張が入り交じる
けい
私
じん
と言いながら 頭をなでなでする
きゃー♡ 皆見てる!皆見てるー! と密かに思う
しょうや
私
しょうや
私
会話はそれだけ
久しぶりに見る組み合いは 皆かっこよかった
じん
私
嬉しかった 戻って良かったと思った
全力でサポートします!
柔軟運動手伝ったり 対戦相手になったり ドリンクやタオルの 準備したりと忙しかった
それが充実していて 毎日楽しく なによりしょうやへの 想いも薄れ 仲間・友達に戻れた
けい
私
じん
けい
私
じん
けい
じん
私
じん
じんだよ 気になる人
じん
けいと2人になり 恋愛話
けい
私
けい
私
けい
私
けい
私
けい
けいにはすぐバレた
さすが親友
クラスが違うじんとは よく廊下ですれ違う
じん
私
ただ名前だけ 呼んで終わり
それがいつも
たまに後ろから来て わざとぶつかってくる
[ドンッ]
私
じん
私
それがたまらない♡
遠くても目が合えば 変顔し合う
柔軟運動は 背中を押してあげ前屈したり 正面から腕を引っ張ってあげ 開脚したり ペアを組んで取り組む
男女別でしていたけど マネージャーの私は 男女関係なく 呼ばれれば手伝う
そして必ずじんは 私を指名する
じん
私
柔軟、本当に 相当密着します
じん
と言うので 全体重を乗せます
前向きに乗るとじんの頭が 目の前に来て 匂いを嗅いだら良い匂いで 変態になるし
鏡に自分達が映って たまに じんと目が合うのが 恥ずかしくて
おしりをドカっと 後ろ向きに座る という技を身に付けます
じん
私
と言って逃げます
ニヤニヤ止まらないから 仕方なくです! バレたら困る
でも逃げると 追いかけてくる
じん
私
はい、楽しいです♡
素が出せるし 何でも話せるし 私の事は全部知ってる
気になるどころか もう大好きなのかも
じん
私
じん
私
照れ隠しも混じり 冷たくなってしまう
それを聞いて しょうやはいつも間に入り
しょうや
と。 喧嘩してると思ってるのかな?
男子とバイバイした後は けいといつも2人
けい
私
けい
そんな事を言われると 少し気になる
3月になりもうすぐ イケメン先輩が 卒業する
じん
けい
先輩達に話すと ノリノリ♪
卒業式の1週間前に イケメン先輩の家に 皆でお泊まりする事に
私
けい
お泊まり会
季節外れの花火したり カードゲームしたり 近くのスーパーに お菓子を買いに行ったり
皆でたくさん笑った
じん
私
けい
じん
私
急な指令
しょうや
しょうやと2人は 嫌だった
いつも皆一緒だから 2人っきりは まだキツイし 気まずい
じん
私
しょうや
何とか免れた
2人で暗い路地を歩く
じん
私
じん
私
じん
私
じん
お前だよ! と言いたいのを 必死に抑えた
じん
私
じん
私
じん
少し沈黙になってしまい 話しを変えた
私
なんて冗談で言ったのに
じん
と、じんが 手を出してきた
私
じん
私
一気に顔が 赤くなる私
じん
私
と、余裕な顔して じんの手を掴む
心の中は余裕じゃないですよ? きゃー!何この状況! 無理ー♡やばーい!!
ってなってます
コンビニに到着しても お店の中でも 手を繋いだまま
先輩の家の近くまで 手はそのまま
これって両想い!?
広い座敷に 皆で雑魚寝
私は壁側で 隣にけい
じんは逆の壁側
寝る前、端と端なのに じんと目が合う
じん
私
じんが大好き♡
だけど
事件が起こります
夜中寝苦しくて 目が覚める
私
[ガサゴソ]
私
けい
私
けい
じん
しょうや
しょうやが 私と壁の間の隙間に入り込み 私に抱きついてました
私
じん
しょうや
けい
鳥肌が立ちました
しょうやは じんの横に戻り 布団の中に潜り込む
けい
私
この夜の事は 忘れない
けい
私
けいと一緒の布団に入り 眠りました
次の日皆で公園に行った
桜が満開だった
けい
私
けい
私
そんな話をしていると
しょうや
と、しょうやが 話し掛けて来た
思い出したら 鳥肌立って
私
私は逃げた
夜じんから電話
何だろう…
じん
私
じん
私
じん
私
じん
私
じん
私
じん
私
じん
ここまで来たら 告白しようと、 言ってしまおうと 思った
私
じん
え?無理? 何?何が無理?
じん
私
“じんが好き” とは言ってないけど 私の気持ち 薄々気付いていたと思う
じん
違う…私はじんだよ
私
そう言うしか 出来なかった
じんは友達の元カノと 付き合うのは 無理だって分かって… 頑張ったところで…
付き合える訳 なかったんだ…
じん
私
じんの事ばかり見てきた 私にたくさん 優しくしてくれて 電話したり 冗談言い合ったり
手…繋いで歩いたり
じんもてっきり 私の事… 自惚れてた
私は失恋した
雨が降り 綺麗だった桜も 散り始め
もうすぐ 私達は高校2年生
まだ…
じんが好き
大好き過ぎて 苦しい
話したい バカ言い合いたい 一緒に歩きたい
逢いたい