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私は一晩掛けて両親を埋葬した

家はもうほとんど残っていない

星宮

これからどーしよ…

売人

おっ、ここにいたか

星宮

…?

声がして振り返ると、人を売り金を稼ぐことで有名な売人がいた

売人

大人しく着いてきてくれよ

そう言って手に持っていた縄で私の体を縛る

売人

次は汚ぇ集落にも行かねぇと…

売人はそう言って歩き出す

隣町に着くと、小さな女の子が出てきた

着ている着物はぼろぼろ

髪の毛はぼさぼさ

きっと私より酷い生活を送っていたんだと思う

そして売人は私たち二人を繋いだ縄を持って歩き出した

橋を渡っている所で売人が声をかけられた

カナエ

あの、ちょっと宜しいですか?

売人

あ?

カナエ

その子達はどうして縛られているのでしょうか?

カナエ

罪人か何かなのですか?

売人

見て分かるだろ

売人

一人は綺麗な方だが…

売人

此奴はノミだらけで汚ぇからだよ

売人

それに、逃げられるかもしれねぇしな

二つの蝶々の髪飾りを付けた女の人は私たちに声をかける

カナエ

こんにちは

カナエ

初めまして

カナエ

私は胡蝶カナエと言います

カナエ

あなた達のお名前は?

カナヲ

星宮

雰囲気悪くて声が出ない…

売人

そいつらに名前なんかねぇよ

売人

親が付けてねぇんだ

あるけど、声が出なかっただけなのに…

カナエ

……

売人

もういいだろ

売人

離れろや

そう言って売人がカナエさんに触ろうとした時

後ろにいた女の子が売人の手を振り払った

その人はカナエさんと色違いの蝶々の髪飾りを一つ付けていた

しのぶ

姉さんに触らないでください

売人

なんなんだ
テメェらは

売人

こいつとお喋りしたけりゃ金を払いな

しのぶ

髪飾りを一つ付けた女の人はカナエさんを一瞬見て

しのぶ

じゃあ買いますよ

しのぶ

この子達を

しのぶ

これで足ります?

そう言ってお金を宙に投げた

売人

なっ…

お金に気を取られた売人の手から縄を取り、走り出した

売人

うわっ、待ちやがれ!

しのぶ

早く拾ったほうがいいですよ

しのぶ

人も多いし、風も強いので

カナエ

ああ…いいのかしら

しのぶ

いいの

カナエ

ごめんなさいね〜

売人

拾うな!

売人

これは俺のもんだ!

遠くの方から金を死守しているのであろう売人の声が聞こえる

カナエ

あらあら

そして私たちはカナエさん達が住んでいるであろう家に着いた

カナエ

二人ともお風呂に入れるかしら?

しのぶ

私が入れてくる

しのぶ

姉さんはゆっくりしてて!

ー風呂場ー

しのぶ

さて、どっちから洗おうかな…

星宮

ぁ、あの

しのぶ

星宮

ちよ、一人で洗えます!!

しのぶ

本当?

しのぶ

じゃあしっかり洗ってね

星宮

はい!

蝶々を一つ付けている人の名前はしのぶと言うらしい

二人とも、綺麗でとても可愛らしい人だった

蟲柱の継子??に落ちる

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コメント

8

ユーザー

しのぶさん…カナエさん千夜ちゃんとカナヲちゃんを拾ってくれて有難うございます…🥺

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