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『もっと自由に、』

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『もっと自由に、』

3 - 子供の頃の記憶パート2

♥

48

2022年11月23日

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怒りと悔しさでいっぱいだった。

……める。

A子

え?

もうやめる!

A子

なんで?!

A子

急にどうしたの?

いつも潤ばっかり狙って……!

こんなの楽しくないよ!

A子

ご、ごめん、

A子

次からしないから!

A子

ねっ?いいでしょ?

……

もうしないと言っているし、まぁいいだろうと思った

……うん

いいよ、

A子

ありがとう!

A子

潤は"優しい"ね!

"優しい"

僕はよくそう言われる。

僕にとってそれは呪いみたいな言葉だ。

小学校3年生くらいになると僕は学校にある林などで遊ぶようになった。

木や岩が沢山あって遊具の様に使っていた。

こっちだよ!

A子

危ないよ〜!

これぐらい平気だよ!

僕は木登りが好きになった。 これなら鬼ごっこでも捕まらない。

それに林の中に居ると自然と心が休まった。

学年が上がると外に出て遊ぶことがなくなった。

今まで一緒に遊んでいた子達も別のクラスになった。

(図書室に行こ)

僕はあまり社交的ではなくなった。

(お兄ちゃんは部活か、)

帰ったらまた1人か、

ただいま

ふぅ

宿題やらなきゃ

チクッタクッチクッタクッ

そろそろお兄ちゃん帰ってくるかな

ただいま

おかえり

パパとママは?

まだ帰ってきてないよ

ならゲームしよう!

今日は潤がやっていいぞ!

本当?!

やったぁ!

ただいま

パパおかえり

あれ?ママは?

……

……?

その時父は何も言わなかった。

母は少し怖い人だった。

機嫌が悪ければ外に出され、食事はろくに作ってもらえず、いつもコンビニ弁当だった。

そんな母でも大好きだった。

作者

いいね沢山もらえて嬉しいです。

作者

それではまたお会いしましょう👋

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