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朝
レイナ
ゆい
レイナ
レイナ
ゆい
ガチャ
あれ_今の音
ゆい
ゆいは少しの希望を向け ドアへと歩きだした。
ガチャ、
ゆい
ゆい
逃げるなら今しかない、
ゆいはそう思った瞬間玄関へと飛び出した
ゆい
つめたい外の空気
ゆい
レイナ
レイナ
ゆい
背後から聞こえたレイナの声
レイナの手にはコンビニの袋 その袋が、コト、と落ちる
レイナ
ゆい
レイナ
カツ、カツ、カツ、 レイナがゆっくりと近づく。
ゆい
ゆい
＿＿ダッ！！
ゆいが外へ走りだす。
レイナ
_コンクリートの地面_ ヒールの音。 裸足の足音。
レイナ
後ろからレイナの必死な声
ゆい
走る。走る。 でも何も知らない道 初めて通る道見たことの無い道
ゆい
ゆい
ゆい
警察が慌てて立ち上がる
警察
ゆい
その時＿
カツ、カツ、カツ、
レイナ
警察が顔を上げる
ドアの向こうヒールとともにレイナが現れる
完璧なスーツ、整った髪、笑顔、
レイナ
警察
レイナはゆるく笑ってゆいの肩に手をおく
レイナ
ゆい
レイナ
ゆい
警察はレイナとゆいの顔を交互にみる
警察
レイナ
ゆい
レイナ
警察
レイナは笑顔のままゆいの肩を強く握る
ゆい
レイナ
レイナ
警察
レイナ
ゆい
レイナはゆいの手首を強く掴む
レイナ
ゆい
レイナ
ガチャ（自宅の重い鍵の音
レイナ
ゆい
レイナ
ゆい
レイナ
ゆい
レイナ
ふわりとレイナがゆいの体を抱きしめる
レイナ
レイナ
゛私の檻(愛)の中にいるんだから♡゛
レイナ
ゆい
レイナ
レイナはゆいの足を強く握る
ゆい
レイナ
カチャン
また鍵の音が2人だけの世界を閉ざす
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