南野絵理
南野絵理
誰もいない放課後の教室にて。
美術室から借りた イーゼルを使って、
私は北くんに頼まれた通り 絵を教えていた。
北くんは私が言った指示を 忠実にこなしていた。
北信介
北信介
南野絵理
南野絵理
北信介
南野絵理
北信介
南野絵理
南野絵理
描かれる側として イスに座り、
時折移動して 北くんの絵を確認する。
南野絵理
北信介
南野絵理
なんて話しながら教えては 座ってを繰り返すと、
あっという間に 時間は過ぎていった。
まさか北くんと 学級委員の仕事以外で
話す日がくるなんて。
イメージよりも ずっと話やすいし。
荷物を仕舞って校舎を出て、 駅まで一緒に行く。
この流れも 慣れたものだった。
南野絵理
北信介
南野絵理
北信介
北信介
南野絵理
北くんは理数系が 得意だとか、
私は文系しかできないとか、 そんな話をする。
最初は会話すら 緊張していたけど、
こんなにすぐに 打ち解けれるとは。
南野絵理
北信介
南野絵理
北信介
南野絵理
駅に着いて改札を抜けると、
通るホームも 乗る電車も一緒だった。
南野絵理
北信介
南野絵理
なんて話していると ホームに電車がやって来る。
北くんは私より 2つ後の駅で降りるらしい。
電車の中は ギューギュー詰めで、
私と北くんは駅員に 押し込まれる形で
どうにか乗車した。
お互いを初めて意識するまで あと15second.
コメント
4件
はいもう続き楽しみすぎる🩷 ̖́-
続き待ってます✨️