ホソク
う、うそうそ、だってそんなこと、ありえないもん!

ジミン
んー、何ホビヒョンこんな朝から、
うるさいんだけど……。

ホソク
あ、ジミナ!おはよう!朝からごめんだけど…
ねえ!今の僕どうなってるの!?

兄が何か必死に言っているが眠気を前にジミンはほとんど聞いていなかった。
ジミン
どうって…何が?
いつも通りじゃない…?
あー、でもなんか……声が高いかな?
風邪でも引いたんですか……zzZ

自分は何故か女になってしまい誰に伝えるべきか分からず他の部屋に行こうにも行けない。
そんな状況の中ホソクは焦りまくっていた。
ホソク
ちょっ、ジミナ寝ないで!
本当にやばいから!

それでも起きようとしない弟にホソクの中で何かが切れる音がした、
ホソク
はあーꐦ
お前僕のことよく見てないだろꐦ
僕がこんなに困っているというのに、お前と言うやつは……

ホソク
じゃあ、これはなんだって言うんだよꐦ

ホソクは半ば強引に自分の大きくなった胸へ弟の手を握らせる
ジミン
うん?何これ?
ヒョン新しいクッションでも買ったんですか?それにしても、すっごい、ひと…は…だ…?

ジミン
え?

ジミン
ヒョ、ヒョン、女の子だったんですか?

ジミンの視界が次第にはっきりして来ると、目の前の光景に目がとび出そうになった。
それもそうだろう、さっきからヒョンだと思っていた所にはホソクに似た女性がおり、
もしこの状態で叫ばない人がいたら僕はその人にサインを頼もうと思う。
ジミン
はぁぁ!?

ホソク
だから言ったろ!やばいんだって!

ジミン
確かにやばいけど、
それ以前にヒョン何してんの!?

ホソク
だってジミナこのままだと二度寝しそうだったし、一番手っ取り早がったから。

ジミン
だからって……ゴニョゴニョ

まだほかに言うことは沢山あるが仕方ない。これに関しては僕にも非がある。
ジミン
てか、これほんとに凄いですね。

ジミン
他の皆も起こした方がいいかな?

ホソク
いや、いいよ。お前には申し訳ないけど。面倒くさそうだし……

ホソク
それに凄いって言っても…たしかに僕以外だったら面白いだろうけど、

ホソク
こっちの身としては息子はいなくなるし、体がなんか違うしで…すごいも何も無いよ。 ハァ…

ホソクが困っている所申し訳ないが、ジミンとしてはそれどころではなかった。
自分より小さくなった体は守ってあげたくなるような雰囲気が纏われていて
はだけた服からはまろい肌とふっくらとした胸や太ももが見えている
ジミン
まあ、まだ手は出さないけどね。
みーんなにチャンスがあるべきだもん

ホソク
ん?なんか言った?

ジミン
んーん、気の所為だよ

ジミン
てか、ヒョンなんでそんなことになったの?

ホソク
うーんそれがわかんないんだよねー

ジミン
昨日は何してたんですか?

ホソク
昨日は練習の後1人で飲みに行って……あれ?そ、そういえば、おばあちゃんを助けたんだっけ

ジミン
おばあちゃんを助けた?
それがヒョンがヌナになったのとなんの関係があるの?

ホソク
いや、問題はそこじゃなくてその後に「ありがとう」って飴をくれて……

ジミン
まさか、それ食べたんじゃないでしょうね…

ホソク
た、食べちゃった……へへ

ジミン
もー!絶対それですよ

ホソク
だっだってくれるって言うから、酔い醒ましにいいかなって思って

ジミン
はーこのヒョンは疑うことを知らないんだから、それはいいですけど明日から仕事どうするつもり?

ホソク
はっ!
ジ、ジミナ…どうひよう ウルツル

ジミン
考えてなかったんですか!?
んー、でも流石にこれは僕からはなんとも言えないですからねー、

ジミン
ナムジュ二ヒョン起こすしかなくないですか?

ホソク
え!
やっやだ!///

ジミン
(なんだよ、僕の時は容赦なく胸まで触らせたのにナムジュ二ヒョンには話すだけで真っ赤になっちゃうなんて)

ホソク
バレたくないし…仕事に穴も開けたくない……

ジミン
ワガママですね…

ホソク
うー、

ジミン
それに物理的無理ですよ。今は身長も縮みましたし、髪も伸びてるし、胸もあるし…

ナムジュン
じ、ジミナ、お前何してるんだ?
その方は?ほ、ホソギにそっくりだけど…

ジミン
あ

ホソク
あ
