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キッカケ
ずっとずっと幼い頃
私にはお兄ちゃんと双子の弟がいた
お兄ちゃんとは1歳差、弟とは5分違いで生まれた
みんな仲良くてたのしくて
3人でずっと仲良く過ごせると思ってた
でもね
ある日をキッカケに私を置いてどこかにいったんだ
いつもの朝
レンカ
レンカ
あの日お兄ちゃんに弟の髪を見せながら結んで遊んでたんだ
リンドウ
ラン
レンカ
リンドウ
弟は恥ずかしそうに私を軽く叩いて
お兄ちゃんは状況楽しみながら私のこと撫でてくれた
ラン
ラン
レンカ
あの日のことわたしはずっと覚えてるよ
今日も遅いなあ
早く遊びたい
あ帰ってきた
レンカ
リンドウ
ラン
2人はいつもへらってして帰ってくるの
レンカ
ラン
レンカ
何度聞いても教えてくれない
リンドウ
レンカ
リンドウ
ラン
今日も洗濯物に赤い何かがついてるな
寝る前私聞いたの
いつもの川の字で
レンカ
レンカ
ラン
リンドウ
適当なことばっか
弟のくせに生意気だし
レンカ
レンカ
いつもはふーんでおわるのを
どうしても気になって問い詰めてしまった
リンドウ
ラン
レンカ
リンドウ
レンカ
レンカ
今日は謎に諦め悪くて
レンカ
しばらくしてお兄ちゃんがため息ついた
ラン
すごく怖かった
レンカ
こんな怖いの初めて見たからすぐ引き下がったのに
ラン
レンカ
リンドウ
お兄ちゃんはリンドウの方を見て
リンドウは焦っててなにもわからなかった
ラン
ラン
レンカ
リンドウ
レンカ
レンカ
レンカ
朝起きたら誰も横にはいなかった
レンカ
私はすごく探した
枕の下もベッドの下も部屋の隅もクローゼットの中も
ぜーんぶ
でも
いなかった
なんで私のこと置いてったの?