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えー第何話だ

りな

おい

ゆり

第5話始まるよ

ソファーに腰かけた スーツ姿の若い女性客、樋口。 マニッシュな美人である。

向かいの席には谷崎潤一郎が座り、 書類バインダーを手に応対している。

その谷崎の席の背後に、 ナオミ、敦、りな、太宰、国木田がおり 興味津々に樋口を見てる。

谷崎 潤一郎

えっと、調査の御依頼だと伺っておりますが?
一体どのようなご用件でしょうか______

太宰 治

美しい

いきなり樋口の手を握り、 口説き始める太宰

りな

(!?なぜ今太宰さん、いや、あの依頼人に何かがあるのか)

太宰 治

睡蓮の花のごとき果敢なく、
そして可憐なお嬢さんだ。
どうか私と、心中していただけ___

ガン、とそんな太宰を殴り飛ばす国木田。

りな

(痛ったそ)

樋口 一葉

···········え?

国木田 独歩

あー、お騒がせしました。
気になさらずに。
今のは忘れて、続けて下さい

と云いつつ、太宰を隣室に引っ張っていき、 扉が閉まる。

樋口 一葉

それで、依頼のお話なのですが

谷崎 潤一郎

あ·····はい·····

中島 敦

(すごい、この状況で普通に続きを始めた)

りな

(変人慣れしてるなすごいな)

樋口 一葉

実は我が社のビルヂンズの裏手に、
最近善からぬ輩が
屯している様なのです

谷崎 潤一郎

善からぬ輩とは?

樋口 一葉

襤褸を纏った連中のようです。
中には聞き慣れない、
異国の言葉を話す者もいるとか·······

国木田 独歩

そいつは、密輸業者の類だろう

国木田が隣室から出てくる。

りな

(太宰さん御愁傷様です)

国木田 独歩

軍警がいくら取り締まっても、
フナムシのように湧いてくる。
港湾都市の宿業だな

樋口 一葉

ええ、無法の輩という証拠さえあれば、
軍警に掛け合えます
ですから___

国木田 独歩

現場を張って証拠を掴め、か······小僧たち

国木田は横目に敦、りなを見る。

中島 敦

え?

りな

国木田 独歩

お前たちが行け

中島 敦

ええぇー!?

りな

私たちですか?!

国木田 独歩

ただ見張るだけの簡単な仕事だ

国木田 独歩

それに、密輸業者は、
内定している、逃げ足だけが取り柄の無害な連中だ。
お前たちの初仕事には丁度いい

りな

(まぁそれが本当に密輸業者だったらね)

中島 敦

でも·····

国木田 独歩

谷崎、一緒に行ってやれ

谷崎 ナオミ

兄様が行くなら、
ナオミもついていきますわー♥️

二人、出かける用意をする敦、りな。 緊張しながらカメラなど 仕事の機材を鞄に仕舞う。

国木田 独歩

おい小僧たち

国木田が話しかける。

国木田 独歩

不運かつ不幸なお前たちの人生に、
いささかの同情がない訳でもない

りな

(無いわけでもないんだ)

国木田 独歩

故に、この街で生きるコツを
ひとつだけ教えてやる

と、手帳に挟んであった 一枚の写真を取りだし、敦、りなに見せる。

国木田 独歩

こいつには遭うな。
遭ったら逃げろ

中島 敦

·····この人は?

太宰 治

マフィアだよ

中島 敦

········?

太宰 治

もっとも、他に呼びようがないから、
そう呼んでいるだけだけどね

国木田 独歩

港を縄張りにする凶悪な犯罪組織·····
やつらは、ポートマフィアと呼ばれている

りな

ポートマフィアねえ

国木田 独歩

この街の黒社会で最も危険な連中だ。なかでも、その写真の男は___

国木田 独歩

この探偵社のメンバーでも手に負えない
危険なやつだ

中島 敦

なぜ·······危険なんですか?

国木田 独歩

そいつが異能力者だからだ。
しかも殺戮に特化した、すこぶる残忍な
異能力で軍警察でも手に負えん

国木田 独歩

·······俺でも、奴と戦うのは御免だ

中島 敦

·············この男の名は?

国木田 独歩

············芥川、だ

りな

(芥川、か)

りな

(なんでだろう)

りな

(なんでかな)

敦の方を見る

りな

(なんかものすごく)

中島 敦

?どうかしたりなちゃん?

りな

(なんか敦とケンカしそう)

黒服の男が、ゴホッゴホッと 軽く咳き込みながら歩いてくる。 俯いて顔はよく見えない。

手には鞄を持っていて、 軍警の屯所に入っていく。二人の警官が詰めている

ゴホッ、という咳が聞こえ、 警官たちは訪問者に気づく。

謎の男

道に鞄が落ちていました。
 遺失物かと

軍警

ああ、落とし物ですね。
じゃあ、この書類に詳細を······

軍警

おや、あんた、どっかで······

謎の男

さすが、もう看破なされたか

狼狽する警官たち。

軍警

まさか、こいつ、手配書の___

警官たちは拳銃を手に取り、 黒服の男に向けて構える。

軍警

動くな!

謎の男

やはりこの街の軍警は、すこぶる優秀だ········

女性が屯所を訪れる。 中から出てくる黒服の男とすれちがう。 男はゴホッ、ゴホッと小さく咳き込んでいる。

女性

あのー、道をお尋ねした___________

と、屯所内を覗く女性

女性

ひい!

その場に座り込む女性。 屯所内には________ 殺戮された二人の警官の遺体があった。

恐怖で動けない女性。 あの黒服の男が持ってきた鞄が、 所内の一角に置かれている

ピーーーピーーーと電子音が鳴る。 そして______________

軍警察の屯所から 少し離れた場所を 歩いている黒外套の男。 その背後で、爆発する屯所

その爆発をもはや意に介さず、 振り向くこともなく無表情に歩き続ける その黒外套の男こそ、芥川である。

芥川は携帯を取り出し、電話をかける。

芥川 龍之介

終わった······次は?

芥川 龍之介___ ___能力名『羅生門』___

はいってことでとりあえずごめんなさい

りな

なんで遅れたのかなー?

タブレットでやっているんですが
その充電器が壊れてしまって

りな

はよ買え

充電器が売って無くて遅れました

その他にも、いろいろ用事があって遅れました

次回は早く出します

りな

それじゃあバイバイ
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