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すごいなぁ、、
Mn、流石のしごできやぁw… 100ってなんなんやろ…気になり過ぎるッ…!!!、 続き全力正座待機ッ✨✨
mn
窓の隙間から降り注ぐ光。
急な刺激に目は眩しく感じて、 咄嗟に瞼を閉じる。
ようやく目が光になれた頃、瞼を開ける。
そこには白く、整えられたベット。 誰も居ない、空白が埋めたベット。
君(qnl)の姿は見当たらない。 それもそのはず。
君はもう、この世に存在しない人。
昨日の真夜中。 君と彼らと俺で夜空をここから見ていた時、君は静かに息をしなくなった。
気づいた時には涙が一筋流れていて、次々と流れてくる。
分かっていた結末だった。 君が俺よりも早く逝ってしまい、 俺が残される事も。
ガラガラ、と音を立てて病室の扉が開く。
dzr
mn
泣いてしまい腫れた目をdzさんに見せなくて、わざと窓の外の風景を見つめていた。
dzr
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mn
dzr
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ガラガラ、ともう一度音を立てて病室の扉が閉まる。
取り残されているのは俺。 他メンはもう、受け入れてしまっているのかな………。
数分のも間、俺はただただ " 元 " 君が居た場所を見つめる。
じんわりと匂う、 微かな太陽のような光。
mn
俺は、dzさん達が待っている車へと向かった。
車に戻ると、彼らと目が合う。
dzr
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orf
bnj
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みんなの目頭を見てみると、 微かに赤いような気がする。
みんなも、まだ気持ちの整理がついていないのかな。
俺は今。 みんなより遅れをとっているのかもしれない__
dzさんが車を走り始める。
車は60~70㎞の速さを保ち、 窓から見える景色はぼんやりとしながら過ぎていゆく。
そのぼんやりさは、 俺の心と同じようにも思えた。
qnlの家の前につく。 扉を開けて、足を地面につける
太陽光に照らされ続けていた地面はじんわりと熱く、靴底に伝わってくる。
ガチャリ、と扉を開けて玄関を開ける
そして許可なく足を踏み入れる
dzr
bnj
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orf
dzr
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bnj
4人で言い合っていると数十分も経っていた。
俺らは急いで遺品整理を始めた。
そして俺は、 qnlの部屋を担当する事になった。
締め切った窓。
湿ったように感じる布団。
けど、綺麗に整頓されている。
mn
とは言っても、 別にする物もないだろう。
そんなことを思いながら、qnlの机の引き出しを開ける。
mn
部分的に荒れている品々。 少し、奥を漁ってみる。
そこには、白い封筒。 触ってみると少し厚みもあり、 何か入っているみたいだった。
mn
今、開けようとする………が、 何故か今。 開けてはいけない気がした。
結局開けるのやめて、 みんなで開けることにする。
まだ、遺品整理が済んでいないものなのでもう一度、止めていた手を動かし始めた。
mn
ふと目に留まる、本棚に入っている本の量。
確かにqnlは本を持っていた。 だが、こんなにもなかったように思えた。
少し探ってみる。 そこには…少し古びた本がある。
ただ、本以外に2つ。 ノートと分厚めな本…?らしき物がある。
手に取って見てみると、 ノートには___
[死ぬまでにやりたい100の事]
mn
そして、分厚めな本らしきものは “ アルバム ”
mn
静かだった心臓が、 ドクドクと高鳴ってくる。
mn
俺は、手の作業を早めて、 qnlの部屋の遺品整理を終わらせた。
収穫は沢山あった。 リストにアルバム、白い封筒。
mn
少し疲れた足を働かせて、 1階へと繋がる階段を少しづつ降りた。
ガチャりとドアを開ける。
bnj
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bnj
ちょっぴりふざけた会話を挟みながら、遺品整理の報告会をした。
そして後、dzさんとorfくんがやって来た……が、特に二人ともなかったと言う。
つまり___ あったのは"俺だけ"って事だ。
俺らはまず、 白い封筒に手をつけた。
すると、裏面には 「 みんなで見てね 」 という文字が書かれていた。
ゴクリ、と唾液を飲み込み、 意をけして白い封筒を開ける。
そこには、 数枚の白い紙。
mn
dzr
ただ、入っていたのは 空白の白い紙だけ。
orf
bnj
いや、qnが…… “ こんなので終わるわけない ”
そう思ったのは、予感だけじゃなく 確信でもあった。
俺の予想は案の定。 彼奴(qnl)はこんなので終わらなかった。
最後の白い紙。
微かに下ら辺に文字が書かれている。
「 頼んだ 」
dc5 -qnl
みんなで一斉に息を飲む
「 頼んだ 」 この言葉が、俺にはたくさんの意味に聞こえる。
そしてその意図は、 リスト___ [死ぬまでにやりたい100の事] によって分かることになる。
リストを見てみると、 99まで達成されていた。
が、100がない。 その代わりに__99.5その数字があった。
99.5⇝タイムカプセルを掘り起こす。
dc5 -qnl
ただただ沈黙が流れる。
誰も喋らず、口を開かない。
そして口開いたのは__ 俺。
mn
mn
〝 死ぬまでにやりたい100の事 〟 を__。