未来
うぁーうぅー
結の母 1
はいはいご飯ね(*^^*)
結の父 1
未来は可愛いなぁ
未来が産まれてから、
父と母は、私と一切話さなかった。
結
お母さん...さっきお庭に...
結の母 1
ちょっと今忙しいから黙ってて!!
結
:( ; 'ㅂ';):ヒッ
未来
ぅぅー!
結の母 1
可愛いわね〜未来は
「こんな結と違って」
結
!?……
あれから、私のご飯は少なくなるばかり
お腹が空いた...
なにか食べたい。
そう思っていたあの日……
私は、
結
お腹空いたよ...お母さん...
結の母 1
うるさいわねー!!
結の母 1
もう、家から出てけ!
結
……
いやだ!
そう抵抗する元気も
私にはなかった
こうして私は、外に捨てられ、
外をさまようことになった
結
うぅ...
結
寒いよ...
私は、ひたすら歩き続けた。
フラフラしても、倒れても...
そんな時、
ある男女2人組が声をかけてくれた。
「大丈夫?」
私はこれが、とても嬉しかった
いつぶりに言われただろう
これが、私と2番目の家族との出会い。