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俺は…
斜めに座るッ！
主人公
お茶入れてきたよ
ヒロイン
あっ…
モブ子
これは…
厄介者
脈アリですね…
主人公
み、みんなどうしたんだ？
ヒロイン
い、いや！なんでもないのよ！
主人公
そ、そうか、ならいいんだが
厄介者
ニヤニヤ
モブ子
ニヤニヤ
主人公
どうしたんだよお前ら
厄介者
ちょ…ちょっと用事思い出してなー
モブ子
そ、そう、ちょっと2人で行ってくるわ
主人公
は？あんなにニコニコしてたのに…？
ヒロイン
まぁ、いいじゃない
主人公
まぁいいか、ヒロインは平気なの？
ヒロイン
うーん、主人公は？
主人公
暇だけど
ヒロイン
じゃあもうちょい居させて
主人公
いいよ
それからは
何とない話をずっとしていた
彼女と話す世間話は
何よりも楽しかった
ヒロイン
そろそろ時間だから帰るね
主人公
おう、気をつけてな
ヒロイン
どうせだし駅まで送ってよ
主人公
おう？いいぞ
ヒロイン
ありがとう
こう誘ってくるのが
プライドとか忘れるくらい嬉しくて即決定
主人公
なんかこの時間に駅になかなか来ないから夕日が新鮮だなぁ
ヒロイン
たしかに、帰る時には大体夜だもんね
主人公
うんうん
ヒロイン
もうそろそろ電車くるね
主人公
あぁ、ずっと話してくれてありがとな
ヒロイン
いいんだよ？
ヒロイン
私も楽しかった
主人公
そか、ならいいんだが
主人公
お、電車きたぞ
ヒロイン
うん、ほんとに今日はありがと
主人公
あぁ、こちらこそ
ヒロイン
ほんとに嬉しかった
電車の窓から見えるヒロイン
夕日に照らされ、別れ際の今だからこそとても美しく見える
ヒロイン
主人公…今度は2人で遊びましょ
返す間もなく電車は過ぎ去ったが
最後にニカッと笑った彼女が
今日をより鮮やかなものにしてくれた。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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