コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
主
主
主
主
主
8月15日の午後12半くらいのこと
天気がいい
葛葉
病気になりそうなほど眩しい日差しのなか
特にすることもないから君と
駄弁っていた
叶
叶
猫を撫でながら君はふてぶてしく呟いた
あぁ
叶
逃げ出した猫の
後を追いかけて
叶
飛び込んでしまったのは
赤に変わった信号機
叶
葛葉
ばーっと通ったトラックが
君を引きずって泣き叫ぶ
葛葉
血飛沫の色、君の香りと混ざり合って
むせ返った
葛葉
嘘みたいな陽炎が
嘘じゃないぞ
って嗤ってる
葛葉
夏の水色、かき回すよな蝉の音に
すべて眩んだ
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
主
主
主
主