【好き】

マンション同じだし、別に家と思ってくれていいけどなｗｗ

……照れるな…

……ていうか俺ら服びしょびしょじゃんｗｗ

今日いろんなことあったなー。

莉犬、るぅとっていう後輩ができて

まさか一日でこんなにしゃべるようになるとは思わなかったけどｗ

…やっぱりこれが一目惚れってやつなんかな…

もうこの気持ちをどうしたらいいんだｗ

莉犬が上がってくるまで俺はテレビを見ていた。

莉犬を見た途端笑いが込み上げてきた。

俺の服を着た莉犬。服がダボダボしてるｗｗ

ズボンの先はもう何回折っているのかわかんないし上の服からは手も出ていないｗｗ

まったく。

っ…かわいいなぁ。こいつ。いろんな表情にころころと変えてさ。

…気が付いたら、俺は莉犬の頭をなでていた。

気が付いたら顔を赤くした莉犬がこっちを見ていた。

お兄ちゃん…か。

まぁ莉犬は俺のこと好きなんて思ってないだろうしな。

出会って1日目だしｗｗ

はぁ。莉犬が俺のことを好きって言ってくれる日が来るのかな…

おとなしくテレビを見て、会話が途切れてから4時間がたっていた。

気が付いたらもう20：00だった。

いつの間に…

隣で気持ちよさそうに寝ていた。

俺がそんなことを思っていると、外からすごい音がした。

ガラガラガッシャーン

雷は別に怖くはない。むしろ俺的には好きだｗ

気が付けば隣で莉犬が唸ってた。

かわいいな。今日何回こいつにかわいいって言ったんだろｗ

ふと、莉犬が薄く、目を開けた。

莉犬は、おそらくまだ夢の中だった。

莉犬がいきなり抱き着いてきた。

可愛い…

でも次の瞬間俺は頭が真っ白になった。

……るぅちゃん…

そっか。

莉犬は今、俺をるぅとと思ってる。

莉犬は、るぅとといつも一緒にいたんだ。

いつもこうして抱き着いてたのもるぅとだったんだ…

こいつは、るぅとのことが好きだったんだな…。

やだな…

０％か…