夢見る人生

夢見る人生

そして今日も夢を見る

『ロボロ...？』

『会いたかったよ 早く来いよ』

『ロボロ...！』

最近こういう事がよくある。

事実、リアルだ。

夢じゃない。

このまま進んだら...

俺はいつ寝たんだ。

夢じゃない。

夢...

どうしたんだよ

そうだ、友人に 会いに行くんだった

ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ...

電車に乗り、揺られ続ける

心地よい...

まるで友人といるようだ

...

気がつけば、電車じゃなかった。

家の中だ。

...そうか。夢を見ていたんだ。

誰も返事をしてくれない。

誰も返事をしてくれない。

そうだよ誰も居ないんだよ

俺もそっちへ行きたいのに

俺には出来ないんだよね

行こうとは何度もしたのに

結局無理なんだ。

1人で生きていける。

そんな気持ちもう残っていない。

残された。

否

残ったんだ。 自分の意思で

いくら絶望感に浸っても、 いくら会いたいと思っても

食料の取り合い。戦争。 1人だけ残ったのに

仲間を裏切ったのに

仲間が連れて行こうとしても

俺が行きたいと思っても

どうしても無理だ。

もう駄目だ。苦しい。

辞めた。

リセットしよう

やり直すか、セーブ地点から

危うく自我をなくすとこだった

折角自分の生存ルート 見つけたけど、 仲間が居ないのは辛いな

『ロボロ...(怒』

もうそろそろキレるか

早くリセットさせろよ

お前らの生存ルートも 探してやるから

目の前が真っ暗になった。

ある天気のいい朝

さて、どうしよかな──