いむ
悠佑
いむ
悠佑
いむ
悠佑
悠佑
いむ
悠佑
いむ
いむ
悠佑
六つの死の病気
いむ
悠佑
スタート
先生
先生
悠佑
悠佑
先生
悠佑
先生
悠佑
悠佑
先生
悠佑
先生
悠佑
悠佑
先生
悠佑
悠佑
先生
悠佑
悠佑
先生
悠佑
悠佑
先生
悠佑
先生
悠佑
悠佑
先生
悠佑
先生
悠佑
先生
病室に到着
看護師
悠佑
看護師
先生
悠佑
先生
悠佑
病室に静寂が戻る。悠佑は深いため息をつき、スマホを手に取る。
悠佑
スマホを操作し、歌い手グループ「いれいす」の新着動画を開く。
悠佑
動画が切り替わり、仕事ネタで自虐的に笑いを取るいふが映る。
悠佑
次のシーンでは、テンション高めないむが明るい声で話している。
悠佑
ラップパートに切り替わり、初兎の迫力ある声が響く。
悠佑
最後にりうらが楽しそうに笑いながら話すシーンが流れる
悠佑
動画を見終え、スマホをそっと置く
悠佑
天井を見上げ、微かに微笑む悠佑。心の中に、小さな決意が芽生え始める。
一日目 朝、目覚めると強烈な頭痛が襲う。
悠佑
悠佑
看護師が見回りに来る。
看護師
悠佑
看護師
悠佑は天井を見つめ、深いため息をつく。
悠佑
二日目 朝起きると声がほとんど出なくなっていた。
悠佑
慌ててナースコールを押す。
看護師
悠佑
看護師
悠佑は声を失う恐怖に震えながら、スマホにメモを打つ。
悠佑
三日目 夜中に胸が激しく痛み、ナースコールを押す。
悠佑
医師と看護師が駆けつけ、酸素マスクを装着する。
先生
悠佑は浅い呼吸をしながら、かすかにうなずく。
悠佑
四日目 体全体に力が入らず、動けなくなっている。
悠佑
看護師
悠佑
五日目 視界がぼやけ、物の輪郭が分からなくなる。
悠佑
手探りでスマホを手に取り、いれいすの動画を再生する。
悠佑
六日目 耳鳴りがひどくなり、周囲の声がほとんど聞こえない。
悠佑
看護師
悠佑は震える手で「もう何も聞こえない」と書き込む。
悠佑
七日目 全身の力を失い、ベッドの上で天井を見つめる。
悠佑
先生
悠佑
先生
悠佑は目を閉じ、微かな微笑みを浮かべる。
悠佑
八日目 六つの病が牙をむく
夜明け前、病室は静寂に包まれている。 悠佑は薄暗い天井を見つめながら目を覚ます。
悠佑
頭を押さえるが、痛みは増すばかり。 脳の奥で何かが暴れているかのような感覚に耐えられない。
悠佑
胸を押さえ、苦しそうに体を丸める。
悠佑
鼓動は不規則で重く、一つ一つが全身に響くたび、体中に激痛が走る。 手足が震え、力が完全に抜け落ちる。
悠佑
目を開けるが、何も見えない。
悠佑
耳にはひどい耳鳴りが響き、やがて完全な無音の世界が広がる。
悠佑
全身に苦痛が襲いかかり、ベッドにしがみつこうとするが、指先すら動かない。体は汗でびっしょりと濡れ、呼吸も浅くなる。
悠佑
涙が頬を伝い、悠佑は虚空を見つめる。
悠佑
呼吸が途切れ途切れになり、意識が遠のき始める。
悠佑
部屋に月明かりが差し込み、悠佑はその微かな光を最後の希望のように感じながら、力尽きるように目を閉じる。
病室に朝日が差し込むが、悠佑は動かない。看護師が日課の見回りに入る。
看護師
ベッドに駆け寄り、声をかけるが反応はない。彼の顔には苦悶の影が薄く残り、冷たくなった体を看護師は震える手で触れる。
看護師
数分後、医師が駆け込む。
先生
医師は沈痛な表情で、時計を見ながら死亡確認を行う。
先生
看護師は涙をぬぐいながら、彼の枕元にそっと手を置く。
看護師
部屋には静寂が戻り、彼が大切にしていたスマホがベッドサイドに置かれている。画面は「いれいす」の動画が流れたままだ。
数時間後、彼の家族とメンバーたちに訃報が届く。
病室には彼の持ち物が静かに片付けられていく。窓の外には澄んだ青空が広がり、風に揺れる木々の音だけが響いていた。
悠佑の命の灯火は消えた。しかし、彼が最後まで抱き続けた「生きたい」という想いは、何かを訴えるようにこの世界に静かに残り続ける。
—完—
いむ
悠佑
いむ
悠佑
悠佑
いむ
悠佑
いむ
悠佑
おついれ~
見てくれているあなたへ 僕は自分の物語を、 ただのフィクションとして作られたものだと思っていた。 でも、実はその物語の中に、僕が本当に伝えたかったこと、 最後にあなたに届けたかった思いが詰まっているんだと気付きました。 どんなに苦しんでも、どんなに悲しくても、 僕は「生きたい」と思っていました。 それでも、最後には死が訪れ、 希望を持ち続けることができなかった 自分を恥じる気持ちもあります。 しかし、それでも伝えたかったのは、 あなたがどんなに辛くても、どんなに壁にぶつかっても、 必ず生きる価値があるということです。 僕はフィクションの中でただのキャラクターに過ぎなかったけれど、 あなたが現実で生きている限り、 あなたには無限の可能性が広がっていることを忘れないでください。 自分を信じて、どんな状況でも希望を持ち続けること。 それが僕が最後に伝えたかったことです。 もしもこの手紙と物語が、 あなたにとって少しでも力になれるなら、 僕はそれだけで満足です。 ありがとう。 あなたが笑顔で、幸せに過ごすことを願っています。 悠佑より
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