竜
それはお前も同じだろ
朱里
え?
竜
朱里、光輝のこと好きなんだろ?
朱里
っ、やっぱりね…笑
竜
好きな人に好きな人がいても想い続けるって凄いよな
竜
朱里は強いよ
朱里
ありがとう…
朱里
私達同じだね!
朱里
何かあったら相談乗る!
竜
さんきゅーな笑
そんなことを話してたら学校についた
竜
これどこにおけばいいんだ?
朱里
地下の倉庫室にお願い
竜
おう
竜
にしてもくれーな
朱里
怖いなぁ……
竜
わっ!!!
朱里
きゃぁぁあああ!!!
竜
爆笑
竜
いい反応だったぜ笑
朱里
馬鹿!びっくりするじゃん!
朱里
もう!!笑
竜
お、ここでいいか
朱里
うん!
電気のない暗い倉庫室
竜くんは部屋の隅の方に置いてくれた
竜
よし、行くか
朱里
うん
すると
朱里
きゃ…!
竜
おいっ…
私の足元にあった段ボール箱につまづいてからだが前のめりになる
それを竜くんが腕で頭を支えてくれて、2人同時に倒れこんだ
朱里
んっ!!
倒れこんだ衝撃で唇に何か柔らかいものが当たった
それが竜くんのものだとすぐ気づいた
お互いすぐに離れる
竜
だ、大丈夫か…?
朱里
だい、じょうぶ、、
竜
悪かったな、
なんでそんなに切ない顔するの、、
朱里
今日はもう帰るね……ありがとう…
竜
おいっ!!
竜
くそ…っ
竜くんとキス、しちゃった……
しょうがない、かな…?
ーーーーーーーーーーーー
光輝
…里、朱里!
朱里
えっ!あ、光輝……
光輝
大丈夫?
朱里
う、うん
光輝
あのさ!お姫様抱っこの練習相手になってほしいんだけど!
朱里
えっ!!?
私が光輝にお姫様だっこされるってこと!?
朱里
無理無理無理!!私重いし!
光輝
大丈夫だって!落としたりしないから!だめ…?
上目遣いでうるうるした瞳で私を見るものだから
首を縦に振るしかなくて
朱里
後悔しても知らないからね
光輝
ありがとう!朱里~!
尊人
俺らもやらせてくれねぇ?
朱里
はい!?
光輝
どうせなら一緒にやりますか!
尊人
さんきゅ!お前も来るか?竜ちゃん!
竜
え、俺はいい
竜
寄るとこあるし……
竜くん…あの日から私を避けてる…
そりゃそうだよね…きすしちゃったんだもん……
せっかく昨日仲良くなれたと思ったのに……
光輝
朱里?
光輝
ほんとに体調悪いんじゃ……
朱里
大丈夫だよ!!
光輝
ならいいけど、、
放課後私達は屋上に集まった
竜くんを除いては
尊人
じゃあ俺から行くか!
尊人さんは軽々と私を抱き上げた
尊人
そー言えばここで何か言うんだっけ、
朱里
あ、はいそうですね
尊人
ん~じゃあ…
尊人
ベッドまでお連れしましょうか?お嬢様
朱里
っ、//////////////
尊人
うわー!朱里照れてる~
朱里
言わないでくださいって!てな下ろして!
尊人
へいへいじゃあ次は光輝だな
光輝
朱里、ちょっと失礼するね
朱里
うん
光輝
うわ、軽笑
光輝
ちゃんと食ってる?
朱里
食べてます!笑
にしても恥ずかしい…///////
普通人が経験しないことを経験してますね笑
光輝
よし、じゃあ……
光輝
他の男なんかみれないようにしてあげる
朱里
うわぁ~///////
光輝
待って、恥ず…///////
どきどきしながらも楽しく過ごせた放課後
少し暗くなって急いで帰ろうと、道を歩いていた