悠佑
ないこ
りうら
初兎
ぽつりと呟かれたその言葉に、作業している手を止めて3人で振り返ってしまう
今日は疲れも相まってネガティブ思考になっているのだろうか
ソファに座りながら悲しそうな顔で俯いているアニキが見えた
その顔を見てなにか声をかけてあげたくなって、
りうら
ないこ
そんなことを思って俺の言いかけた言葉は、ないくんの声に掻き消されて
代わりにないくんの"すき"という言葉が響いた
悠佑
ちょうどいいタイミングでないくんの方を見ていたアニキは、その言葉をもろに食らって真っ赤になってしまう
その姿がとても可愛くて、愛らしくて
だけど俺じゃなくてないくんの言葉で照れてしまっているのに嫉妬して
きっと初兎ちゃんもそうだったのだろう
初兎
食い気味に言う初兎ちゃん
不機嫌さは滲み出ていて、にこりと笑っているのも怖く感じた
悠佑
元々赤かった頬がもっと真っ赤になる
りうら
アニキの方に歩いていく
耳元で立ち止まって、吐息多めに言う
りうら
悠佑
悠佑
りうら
初兎
悠佑
振り向いたアニキを強引に引っ張ってキスをする
悠佑
初兎
悠佑
ないこ
ひょいとアニキを持ち上げてベッドまで連行する
夜は、これからだ
黒文字だぜ〜 ボツ引っ張り出してきた。 ある日のついったの話。尊かったなぁ 相変わらずオチをつけるのが下手くそな作者で草こえてユニコーン状態だけど、良ければ♡とコメントよろしく~