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kr

あの、これ...

そう言ってきりやんの出した手の中には、6個の瓶詰めネックレスが握られていた

br

ぇ...

kr

粉々にしちゃったマグカップの欠片、なかむたちとっといてくれたみたいで、

kr

それを少し砕いて、小さな瓶に詰めて、チェーン通しただけなんだけど

br

...あれ、でもこの星...

僕のマグカップは赤色だった。それなのに瓶の中には青、緑、紫、黄色、水色の小さな星がまぶしてある

kr

あ..それは、えっと

kr

やっぱ...ぶるーく独りじゃ寂しいかなって...

kr

みんなの色...の星を...

kr

6個あるのも...6人でお揃いにしたら、

kr

楽しいかなみたいな...

きりやんは頬を掻きながらそう言うと、小さく息を吸ってから僕の目を見た

kr

ぶるーく...昨日はほんとにごめん

kr

大事にしてたマグカップを、あんなふうに...

kr

キツく当たっちゃったのもごめん

kr

でも、おれ、ぶるーくと...

kr

ぶるーくとこれからも、ゲームしたいし、

kr

仲良くしてたぃ...から

kr

受け取って...欲しい、

声を震わせながらそう頭を下げるきりやん

僕は__、

br

うぅ〜っ、やんさぁん
(ポロポロ

br

ごめんねきりやん、ごめぇん泣

br

僕もきりやんとげーむしたいよぉ泣

kr

ん、ん!?

br

ごめぇん痛かったよねぇ泣

br

殴ってごめんねえ、ぐすっ泣

きりやんのガーゼが貼ってある頬に触れる

僕はなんてことしちゃったんだ

メンバーに手を上げるなんて

kr

ちょ、ぶるーく..っ

kr

落ち着いて...!

br

わぁ〜泣ごめぇん泣

kr

わぶっ、

僕はそう言いながらきりやんに抱きつく

kr

ちょ、ちょ..待って待って違う違う

そう慌てるきりやんは置いて、僕はぎゅっと強く抱きしめる

br

ぼくきょうからもうきりやんのほっぺたの世話しかしないよぉ泣

kr

意味わかんないんだけど???

kr

しなくていいから、ちょっと...っ!

kr

ぶるーく!

きりやんにそう名前を呼ばれ、ぼやぼやになった視界で必死にきりやんを捉える

kr

その...

kr

受け取ってくれるってことでいいの?

br

受け取る!!!

br

一生大事にする!!

kr

じゃあ...か、屈んでくれる?

僕はきりやんに言われた通り、頭を下げるように屈む

kr

うん...出来た

そう言われて顔をあげると、僕の首元にはきりやんが作ってくれたネックレスがかかっていた

br

ずびっ...ありがとう、きりやん

鼻水をすすりながらそう言って、僕もきりやんにネックレスをかけてあげる

kr

ありがとう

きりやんはそう、嬉しそうに笑った

僕は一旦落ち着くために呼吸を整えてから、改めて謝る

br

ごめんね、昨日、僕きりやんのこと何も分かってないのに、

br

心配だからってしつこくしすぎた...

br

朝も、怒鳴ってごめん...朝ごはん、作らないなんていじわるしてごめん..

br

僕もきりやんと仲良くしたいです

kr

...仲直り?

俯く僕にそうきりやんは優しい声で呟いてくれた

僕はまたじわっとしてきて、きりやんにありがとうと言いながら抱きつく

kr

んぶッ

その時、ガチャとリビングのドアが開いて、そろりとみんなが覗いてきた

僕ときりやんがハグしてるのを見ると、なかむが困惑する

nk

え、どういう状況??

sm

お前ら...小学生の仲直りでもしてんの?

kn

まあまあ、滅多に喧嘩しない2人だしさ

shk

なるほど小学生になったと

kn

そうそう

kr

え、バカにしてる??

br

まあまあ、きりやん4人にもネックレス渡したら?

kr

離れろや

そうきりやんからツッコまれるものの、僕はそのままみんなにきりやんの手にあるネックレスを貰っててってもらう

nk

お〜!いいじゃん!

sm

なかなか、綺麗に出来てるな

kn

泣き虫だけど手先は器用だからね〜

shk

泣き虫だけどな

kr

え、もしかして一生いじられる?

そう言いながらもみんななんやかんやネックレスに首を通してくれる

br

みんなお揃いだね、きりやん

kr

...うん

自分の作ったものを身につけて貰えて嬉しいのか、きりやんそう言って顔を逸らした

nk

まっ、見た感じ仲良くなったみたいだね!

nk

良かった〜やっと6人でテーブル囲えるよ〜

なかむがそう言いながら背伸びをする

僕はそんな明るい4人にも改めてお礼を言う

気づけばもう夜ご飯の準備の時間で、今日は僕が料理当番なのを思い出す

kr

俺も手伝うよぶるーく

br

ほんと?でもあれだよ、無理しないでね?

kr

大丈夫、ほら、手に力も入ってくるようになったんだ

br

...?手に力入らなかったの?

手をグーパーさせるきりやんを見ながらそう聞く

kn

あ、話してなかったの?

sm

じゃあ夜ご飯食べてる間に話すか

br

...?

僕は不思議に思いながらも、きりやんと共に料理を作った。

shk-side

***

br

あの、それで話って何?

いただきますをしてからしばらくして、ぶるーくがそう俺に聞いてきた。

shk

あぁ、あれだ

shk

なんか1週間前らへんからきりやんに付きまとうヤンデレ女がいるんだよ

br

え?

それからどんなことがあったかと、ぶるーくへの態度の理由を話した

ぶるーくは明らかに落ち込んできりやんに謝る

br

ごめん..そっかその人のこと思い出したくなかったから話したくなかったんだね

kr

いやいや全然いいよ

kr

てか言わなかったの俺だもん、分かるわけないって

nk

まあまあ、ぶるーくしょげちゃんタイムは一旦置いといて、

br

しょげちゃんタイム...

nk

その女の人はもう怖くないよってことを〜

nk

ね?きんとき

kn

ŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”

nk

あ、ダメだ食べてるわ

sm

まぁそういうことだ

sm

きりやん、もうそいつに怯える必要ないぞ

kr

...?なんで?

そう首を傾げるきりやんに俺たちは気づいたことを伝える

shk

あいつ住所知らねぇぞ

kr

うんうん...

kr

えぇ!?!?

ガタッと立ち上がるきりやんをもぐもぐし終わったきんときが座らせる

kn

きりやんから話聞いて違和感があったんだよねー

kn

ビデオ通話の時、きりやんの言い方だと相手相当きりやんの顔が知りたいみたいだよね

kn

住所を脅しに使いたいからと言って、そんなに知りたいなら来て待ち伏せでもすればいいじゃん?

kn

でも相手は出来なかった

kn

ほんとは住所なんて知らないから

kr

じゃあ...電話番号は..?

shk

あーそれなんだけど、そのー...

sm

あぁ、俺がやらかした

そう表情一つ変えずに堂々と言うスマイル

sm

Twitterで前ぶるーくから

sm

きりやんの電話番号忘れたという連絡が来た

sm

LINEで電話すればいいだろ?と言ったが、

sm

電話したいわけじゃくて電話番号が知りたいんだとしつこく言われてな

sm

なんかめんどくさかったから教えた

kr

表出るか?

sm

ごめん

kn

まあなりすましたアカウントでスマイルに近づいて、ゲットしたみたいだね

br

アカウント飛べば僕じゃないって分かるのでは...?

shk

ぶるーく、スマイルだぞ

br

スマイルかぁ...

ぶるーくを納得(?)させてから、俺は残りのよくご飯を頬張る

にしてもまぁ厄介なやつがいるものだ

shk

一応念の為に、スマホ変えような?きりやん

kr

まじかぁ...

kr

スマイルお前払えよ

sm

え"

nk

こりゃ払う以外の選択肢ないっしょ!笑

sm

....わかった

そう少し不満げに言うスマイルをきりやんが〆たのは置いといて、

やっぱこうして6人笑えるのが1番だ

そう改めて感じながら、俺はご馳走様をした

shk

俺ちょっと部屋戻ってるわー

そう言ってみんなより早く階段を上がる

....普段自分以外の部屋に入りたい時は部屋主に許可を得なければならない

〜♪♪

ドアの向こうで異常なほど鳴り続ける着信音

shk

悪ぃなきりやん、勝手に入るわ、

そう呟いてからきりやんの部屋に入る

〜♪♪♪♪

ベッドの端っこに転がって、鳴り続けるスマホ

きりやんのスマホには、前までなかった傷跡が沢山着いている

画面もバキバキだ

きっと壁に投げつけたりしたのだろう

shk

....

shk

...チッ

俺はそんなスマホを手に取り、出るボタンを押す

電話相手

っはぁ!っはぁ!

電話相手

やっと出た...今日1日ずっとかけてたのに!!!

電話相手

なんですぐ出ないの!!!出るって約束した!!!!

電話相手

彼女待たせるなんて信じられない!!!なんで大事にしてくれないの!!!

電話相手

あんた住所握られてること忘れてるんじゃないの!?!?

shk

....1日とは随分待ったな

shk

晒しても良かったんじゃねぇの?

電話相手

...?

shk

きりやん推してんなら俺のことも知ってんだろ

電話相手

....!...!?

電話相手

しッ...、

電話相手

シャークん、さん..?

shk

俺にはさん付けなのになんできりやんにはさんがねぇんだ?

電話相手

ま、待って..待ってください

電話相手

わ、私、きりやんの彼女なんです

shk

ふーん

電話相手

あ、の、恥ずかしくてメンバーには伝えてないんですよ!

電話相手

実は隠れて交際してて...

電話相手

というか、なんでシャークんさんがきりやんのスマホ...

shk

あぁ、そうそうこれな

shk

もう画面バキバキで使い物にならねぇと思うから

shk

きりやんスマホ変えんだよ

電話相手

....え

shk

まぁ多分設定の関係で電話番号も変えると思うから

shk

彼女ならスマホ変えた後にまた電話番号教えてもらってくれ

電話相手

え、あ、そ、そうでした

電話相手

私も聞きました!きりやんがスマホ変えること、

電話相手

彼女なので..知ってます!

shk

会ってるんだ?

電話相手

そりゃあもう、ホテルも行きましたよ

shk

....

電話相手

きりやんの家にもお邪魔したことあるんです

shk

俺行ったことねぇんだよな

shk

綺麗だったか?

電話相手

はい!男の一人暮らしにしてはものすごく整えてるなって

shk

ふーん...

shk

話戻るんだけど、

shk

住所握られてること、ってなんだ?

shk

俺らが実況者だからって住所を脅しに使ってんのか?

電話相手

いや...、その

shk

それって彼女としてどうなんだ?

電話相手

う、...うるさいわね、メンバーだからって何よ!!

電話相手

これ以上きりやんマウントしてくるなら、きりやんの住所流すから!!

電話相手

シャークんさんのせいよ!!

電話相手

シャークんのせいできりやんが傷つくの!!

shk

...住所なんて知らねぇんだろ?

電話相手

ぇ...

shk

ま、いいや

shk

念の為に、ほんとに住所知らないのか確かめに来たけど

shk

ガチで知らなそうだな

shk

もう用ないからいいや

shk

じゃあな

電話相手

ま、待って、スマホ!

電話相手

次のスマホの電話番号教えてよ!!

shk

彼女なんだろ?

shk

それくらい彼氏に教えてもらえよ笑

電話相手

ッ、....

電話相手

私は..きりやんの彼女よ、

電話相手

動画も、たくさん見て、きりやんについて知ろうと頑張って、

電話相手

病んでた私を初めて笑わせてくれた人、だったから...

電話の向こうで鼻すする声が聞こえる

俺は切るボタンを押そうとした手で頭を搔いて、ため息をついてから少し話す

shk

お前も...大変だったんだな?色々

shk

まあ何であれ、応援してくれるのは俺たち1番嬉しいからな

shk

でも

shk

きりやんのあの、元気な姿が救ってくれたんだろ?

shk

きりやんが実況者やめたら元も子もないんだから

shk

あんまし、そういうのはやめてな

電話相手

.....

shk

じゃあ、もう切るけど最後に

shk

これからも、ワイテルズの動画見てくれな

shk

応援してくれてありがとう

shk

あんたが更生してくれることを祈ってる

それだけ言って、相手の言葉は聞かずに俺は電話を切った。

kr

シャークん...?

kr

そこで何してんの?ここ俺の部屋なんだけど...

shk

あ、きりやん

ドアの前に立つきりやんに夜ご飯は食べ終わったのかと聞く

kr

もうみんな食べ終わって、今順番に風呂入ってる感じ

shk

俺今日何番目?

kr

多分3番目かな?

shk

割とすぐか

shk

きりやんは?

kr

最後だね

shk

寝てれば?俺起こすよ

kr

あ、ほんと?助かるわ

そう言ってきりやんは勝手にベッドに寝転んでいた俺の隣に座る

よいしょよいしょと端っこにズレ、きりやんの寝れるスペースを作る

kr

何してたの?

shk

女と話してた

kr

明らかに顔が引き攣るきりやん まだやっぱりトラウマなのだろうか?

shk

きんときのこと信じてないわけじゃないけどさ

shk

一応ほんとに住所知らないのか、確認しようと思って

kr

あぁ、なるほど...

shk

きりやんは多分相手が強くでやすくなっちゃうし、

shk

スマイルは、ボソボソ話すから何言ってっか電話越しじゃ相手ほんとに聞き取れないと思うし

shk

ぶるーくとなかむは同居してるってこととか口滑らしそうだし

shk

きんときは多分1番怒ってたから暴言吐きそうで怖かったから

kr

シャークんが出たと...

shk

うん、俺しかないなって

kr

...ちなみにどうだったの?

shk

マジで知らなそうだったぜ

shk

きりやんの一人暮らしの部屋解説された笑

kr

まじか笑俺一人暮らししたことねぇのに笑

きりやんのほっとしたような笑顔を見て、俺も笑ってからきりやんのベッドから降りる

shk

じゃ、俺下で風呂待機してくるわ

kr

わかった

kr

ありがとうね、シャークん

そう手を振って元気に笑うきりやんに俺も手を振り返した

***

end

クソリプの喧嘩

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コメント

4

ユーザー

シャケさんやっっっさしっ、、、!

ユーザー

真面目に泣きそう...

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