『努力はいつか報われる』病弱パロ 【完結】

その頃

僕は生まれつき心臓病でした

その事を知ったお父さんは、僕が生まれてすぐ出ていきました

俺の子供じゃない、よその子だ

そう言ったそうです

お母さんは、最初は優しかったです

でも、時間が経つにつれ

金銭面が厳しくなり、母は

「お前のせいだ！」

そう言って僕を、

虐待するようになりました

入退院を繰り返す僕のせいで

生まれた時から病気を持っていた僕のせいで

母は壊れてしまいました

そこからというもの

僕が小3になった頃

「出ていけ」

そう言われて出ていった結果

途中で栄養失調と睡眠不足で倒れてしまい

気づいたら病院にいました

俺は生まれつき喘息と低体温症、学習障害を持ってた

お父さんは、物心着いた時にはもう居なくて

お母さんは、俺をストレス発散用具として扱ってた

だから、喘息が起きたり、冬とか、低体温の時は

いつもひとりで解決してた

学習障害は生まれた時はまだ分からなくて

小学生になって勉強が始まった時

教科書の文字が読めなくて

板書が出来なくて

テストも書くのが遅くて

カタカナで名前を書くのが精一杯で

いつも0点で

クラスメイトにバカにされて

親に怒られて、先生にも怒られて

虐められても、

誰も助けてくれなかった

いつしかお母さんは俺に飽きたのか

「出てって、お前みたいな弱虫はうちの子じゃないから」

って言われて追い出された

俺は傷の外傷と、栄養失調で病院に運ばれた

で、起きたら病院にいた

|*･ω･)وﾞ ｺﾝｺﾝ

♡2500

次回 15話『タイムカプセル』