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○○

姉ちゃんが私を拾って育ててくれた

○○

姉ちゃん達の家に行くと親を亡くした子供達が居た

○○

私は歳の近いカナヲとアオイと仲良くなったの

○○

歳は私の方が上でお姉ちゃんだった

○○

カナエ姉ちゃんとしのぶ姉ちゃんは私達を本当の家族見たいに接してくれた

○○

本当に幸せな日々だった

○○

…でも

○○

カナエ姉ちゃんが童磨…十二鬼月、上弦の弐によって殺された

三ツ谷

…その上弦の弐って

○○

今日襲ってきた奴だよ

三ツ谷

…アイツが

○○

親も鬼に殺され、姉のカナエ姉ちゃんまでも殺された…

○○

しのぶ姉ちゃんはカナエ姉ちゃんが亡くなってからずっと笑顔を絶やさずに過ごしてきた

○○

苦しいはずなのに辛いはずなのに…

○○

だから私はしのぶ姉ちゃんの役に立ちたくて鬼殺隊に入隊した

○○

元々身体能力は人より異常に高くて、呼吸も使えてた。剣術はカナエ姉ちゃんとしのぶ姉ちゃんのを見て密かに練習してたからなんとかなった

○○

最終選別を突破して入隊は出来た

○○

でも…目の前で仲間を失っていく悲しみは増え続けるばかり

○○

それからカナヲとアオイも鬼殺隊に入隊した

○○

たまたま私は1人で任務に行くことになったんだけど、そこは十二鬼月の下弦が居るとの報告があった

○○

いつ遭遇してもおかしくない状況だったの

○○

最悪な事に私は鬼と遭遇した

○○

いくら身体能力が優れてても十二鬼月にかなう訳がなかった。もう諦めかけてた

○○

その時に助けてくれたのが恋柱の甘露寺蜜璃お姉ちゃん

○○

助けてくれたのをキッカケに私は蜜璃お姉ちゃんの継子になった

○○

師範はとても可愛らしくて優しい人

○○

稽古では女性特有のしなやかさを教えてもらった

○○

それから…炎柱の煉獄さんが亡くなった

○○

師範は煉獄さんの継子だった事もあって、私はよく稽古を付けてもらってた

○○

お兄ちゃんみたいな存在だった

○○

だから…煉獄さんが亡くなって柱の席が空いたことで私は花柱になったけど…自分が柱に足でまといになるんじゃないかってずっと考えてたの

○○

でも他の柱の皆が沢山支えてくれて私は頑張ることが出来た

○○

なのに…最後の闘いで私たちは…

○○

あいつは私の目の前で皆を殺して行った

○○

何があってもアイツを…鬼舞辻無惨をこの手で!!

○○

皆が今生きてるのかすらも分からない

○○

でも今皆がいる事を信じて私は鬼のない世界になる様に闘い続けるの

○○

また皆で笑っていたいから

三ツ谷

○○…

○○

これが私の昔話

三ツ谷

今も昔も俺らの知らねぇーところで闘ってくれてたんだな

○○

もう誰も死んでほしくない

○○

大切な人達を失いたくない

三ツ谷

そうだよな…

○○

ねぇ三ツ谷

三ツ谷

どうした?

○○

私、出来るかな…

○○

平和な世界に

○○

鬼のいない世界に出来るかな…

○○

不安で仕方ないの…

三ツ谷

○○なら大丈夫

三ツ谷

何も出来ねーのは分かってるけど俺も手伝うから

○○

…三ツ谷

○○

ありがと…

三ツ谷

…おう

三ツ谷

なぁ○○

○○

……

三ツ谷

寝てる(笑)

三ツ谷

(無理もねーか
今日は俺らの事命掛けて護ってくれたんだもんな)

三ツ谷

ヨイショ…

○○をお姫様抱っこ

三ツ谷

○○〜部屋どこだ?

○○

ぅ…ん

三ツ谷

はぁ…

三ツ谷

俺達のとこで許せよ?

ドラケン

お、三ツ谷帰ってきた

三ツ谷

話してたら○○寝ちまった

アングリー

部屋分からないの?

三ツ谷

分かんねーからここで寝かすわ

千冬

布団足りませんよ?

三ツ谷

○○と俺が一緒に寝るから大丈夫大丈夫

ドラケン

三ツ谷なら…安心か

三ツ谷

お前らも早く寝ろよ?

千冬

はい!

アングリー

じゃぁおやすみ

千冬

おやすみなさい!

ドラケン

しっかり休めよ〜

三ツ谷

ドラケンもな(笑)

ドラケン

おー(笑)

三ツ谷

(俺も寝るか)

やがて平和な世界が生まれる(東リべ×鬼滅)

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