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さくら
夏美
夏美
どうした？
さくら
夏美さー夏が好きなんだって
夏美
好きだよ
さくら
私さー春が好きなの
夏美
知ってるよ
さくら
えなんで
さくら
知ってるの？
夏美
だって言ってたよ
さくら
マジ
夏美
うん
夏美
さくらちゃんさー
夏美
昨日何処かに行ってた？
さくら
行ってないよ
さくら
どうして？
夏美
昨日さくらちゃんの家の前通ったら電気が真っ暗で何処かに行ってるのかなっと思うって
さくら
あ
さくら
昨日肉を切ってた
夏美
え肉？
夏美
真っ暗で
さくら
そう
さくら
昨日新しいお肉が入って電気が切れたから真っ暗で肉を切って鍋にしたの
さくら
そして食べてみたら上手く作れてて美味しかった
夏美
マジ？
さくら
うん
夏美
どんな肉を使ったの？
さくら
えーとね
さくら
肉が昨日買いに行くのがめんどくさくて家に落ちてたものが
さくら
あったからそれを使って肉にして食べた
夏美
どう言う事？
さくら
だからね真っ暗でお母さんがいなかったらこの肉使おうと思って
さくら
でもお母さん帰って来ないんだよね
さくら
それも今日起きたら机の下が血まみれで拭くのが大変だったよ
夏美
それってお母さんじゃないの？
さくら
えマジ？
さくら
でも人間の肉を使ってないよ
夏美
だって夜にお肉がなくて買いに行くのもめんどくさいって言ってたじゃん
夏美
それで下に落ちてた肉があったからそれを使って肉を食べたって言ってるよ
さくら
え嘘
さくら
じゃあ私が食べた肉ってお母さんの肉
夏美
そうだよ
さくら
え
さくら
私どうしよう
夏美
落ち着いて
さくら
落ち着けないよ
さくら
だってこの世でいちばんお母さんが好きだったのにそれを食べてしまうなんて
夏美
だから落ち着いて
さくら
あーー
夏美
さくらまってて
さくら
ごめん夏美
夏美
どうしたの？なんで謝るの？
さくら
私生きる価値なくなったわ
夏美
えなんでどうして？
さくら
ごめん
夏美
まって本当に私が行くまで死なないで
さくら
ごめん
さくら
ありがとう
夏美
ちょまち
5分後
夏美
無事だよね
夏美
さくら着いたよ
夏美
入るよ
夏美
さくら何処？
夏美
うそ
夏美
なんでさくらまで死なないといけないの？
夏美
私どうしていけばいいのかわからないよ
夏美
私さくらが一番好きだった
夏美
そのさくらが死んで
夏美
私も生きる価値がないのかな
夏美
ごめんねお母さんお父さん
夏美
私さくらと一緒にあの世に行くよ
夏美
ありがとう
沙織
佳子
佳子
うん
沙織
知ってる？さくらさんと夏美さんの話？
佳子
知ってるよ
沙織
なんか呪われてるみたいだよ
佳子
えマジ？
沙織
うんなんかこの話をすると何かが起こるって
佳子
やめてよその話
沙織
嘘嘘
沙織
からかっただけだよ
佳子
もーからかわないでよ
沙織
あーー
沙織
いい事起きないかな？
佳子
そうだね
夏美
さくら
夏美
うふふふ
さくら
次はお前たちだ
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