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初恋物語

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初恋物語

1 - 初恋物語#1

♥

18

2020年01月25日

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悲劇は突然起こった__

歌穂(かほ)

薫は好きな人とかいないのー?

薫(かおる)

いるけどー内緒w

歌穂(かほ)

教えてよー!

いつものように親友の薫と一緒に帰っていた。

歌穂(かほ)

あ!あんなところに100円発見!

歌穂(かほ)

ちょっと行ってくる!

私はたったの100円に目を取られ他の景色など見ていなかった。

私は100円の落ちていた横断歩道へ無我夢中に走った。

薫(かおる)

歌穂!!トラック!危ない!

歌穂(かほ)

キャーーーーー!

歌穂の前からトラック近付いてきていた。

ドンッ! 突然、歌穂の体が前に飛んだ。

歌穂(かほ)

…あれ?助かった…?

歌穂が後ろを振り返ると薫が血を流して薫が倒れていた。

歌穂(かほ)

薫!?…ねぇ!薫?返事してよ!!

薫(かおる)

……

歌穂(かほ)

私の…ため…に…?

薫は救急車へと運びこまれた。

歌穂(かほ)

私も乗せてください!薫の友人です

救急隊員

分かりました。それではお乗りください。

ガタンガタン… 救急車など自分には縁が無いものだと思っていた のに__

歌穂(かほ)

私のせいで…薫が…

救急隊員

事故現場の状況を覚えてる限り教えてください。

歌穂(かほ)

私と薫は一緒に帰っていて、私が横断歩道に落ちていた100円玉の為に赤信号を飛び出して…

歌穂(かほ)

私が悪いんです!そんな私のために薫が…

救急隊員

分かりました。ありがとうございます。

薫(かおる)

ここ…どこ…?

歌穂(かほ)

薫!目覚めた?ここは病院。

歌穂(かほ)

私があんなことしたから…私って本当バカ…。本当にごめん。

薫(かおる)

いいよ。命に別状は無かったし…怪我も足の骨折しかなくて…!

歌穂(かほ)

良かったね…。。

「良かったね」 その言葉には安心、喜びの意味など一切入っていない。

骨折だけってそんな嘘、親友なんだからバレバレだよ…

だって薫は嘘をつくときにいつも髪の毛を耳にかけるもん。

でもそれが嘘でも私は何も出来ない。どこが悪いのかも分からない。

歌穂(かほ)

あとどれくらいで学校行けそう?

薫(かおる)

んー…2週間くらい…?

また髪の毛かけたね、

歌穂(かほ)

夜ひとりで怖くない?笑

薫(かおる)

大丈夫だよ!笑
私も中学生になったんだから!

薫、今日で3回目だよ。 でもその嘘は全部私に心配をかけないようにするためだよね。

ちょっとは心配させてよ。 悪いのも私なんだから。

翌日、学校にて__

先生

おはようございます。
今日は皆さんに残念なお知らせがあります。昨日の帰り道、薫さんがトラックと衝突し、入院することになりました。

先生

薫さんは1ヶ月程で退院できるようです。

歌穂(かほ)

(薫、先生には嘘つかなかったんだ☺️)

美咲

昨日、薫と一緒に帰ってたのって歌穂だよねぇ?

歌穂(かほ)

そ、そうだけど…

美咲

もしかして歌穂何か知ってるんじゃないのぉ?

先生

ちょっと!美咲さん!歌穂さん傷ついてるんだからそんなこと聞かない!

美咲

すみませーん

キーンコーンカーンコーン

先生

歌穂さんちょっと話し合い部屋に

歌穂(かほ)

は、はい…

先生

私ね、昨日病院に行って薫さんに会ってきたの。

歌穂(かほ)

何て言ってましたか?!

先生

失礼します。

薫(かおる)

せんせい!?

先生

薫さん大丈夫?

薫(かおる)

少し痛みますけど大丈夫です。

先生

そう。でね、さっきお医者さんから薫さんの体について聞いてきたの。

薫(かおる)

…!?あの!先生!
私の体のこと歌穂には言わないでください!

先生

どうして?

薫(かおる)

歌穂に心配かけたくないの。

先生

…そう。

先生

分かったわ。

先生

…ていうことがあってね。

歌穂(かほ)

(薫の体のこと…?)

歌穂(かほ)

(でも薫が言いたくないって言ってるんだから…)
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